プロローグ
第1作目の作品となります((。´・ω・)。´_ _))ペコリ
文才力などまだまだありませんがよろしくお願いします((。´・ω・)。´_ _))ペコリ
そんなに長くはならないはず:(´◦ω◦`):プルプル
あ、あらすじ必読です((。´・ω・)。´_ _))ペコリ
親に反対された僕はなんの目的も持たず、ただひたすら勉強に励んでいた。
教室に響く、チョークが黒板にかすれる音。
教師の声、生徒のこそこそ話。
見える風景は白黒。
声や話などはノイズにしか聞こえなかった、中学最後の春。
僕の目は傍から見れば黒い、曇り空のような色をしていたのだろう。
なんせ希望がない。
夢という目標もない。
「有村、ここの答えを言え」
黒板を見て問題を確認する。
相変わらずのモノクロだがそれでいいのだ。
僕の世界はもう、閉ざされているのだから。
「(X+Y)(2X-3Y)です」
皮肉なことに理数系は得意分野、ぱっと問題を出されても解ける。
「正解だ」
本当に嫌になる。
才能とは皮肉なもので自分の歩きたい目標とは別のものを持っている可能性の方が高いのだから。
残りの授業時間。
僕は、青空のはずの黒の空を眺めていた。
全ての授業の終わりを告げるチャイムが鳴り続けても僕は空を見ていた。
何しろ、音は全てノイズだから聞こえなかった。
だが僕にも世界が色付く瞬間がある。
それは今のように、ふと何か閃いた時である。
僕は鞄の中を乱雑に探り、奥に眠っている、ノートを乱暴に取り出す。
そのノートのタイトルは
『仮面の裏側』
ノートのページを一枚めくればずらーっと並べられた文字が見える。
国語の授業でもこんなに文字は書かないだろう。
そう、これこそが僕の、有村 孝介が書いた、小説の一つである。
内容は
『1人の少年の表の顔と裏の顔。普段見せる温厚な顔と、人には見せない、腐りきった内側の顔。両方を合わせ持った悲しい少年の物語』
タイトルはいい、キャッチフレーズも悪くない。
だが、文法的な問題や表現力の不足が合わさって、とても人に見せれる作品では無い。
だからこそ彼は必死に修正しているのだ。
認められるような作品に作り上げるために。
しかし、終わりは唐突にやって来るものだ。
「おーいクソ村、何してんだ?」
「ははっ!またお得意の小説ですか?」
彼らは僕を良く虐める2人組で、教師や生徒からも評判は悪い。
「おい!なんとか言えよ!」
「ビビって言葉も出ねぇってか?」
「すみません、すぐ帰りますから。許してください」
ああ、どうしていつも僕は弱気で、臆病で、ふがいないのだろうか。
「はは、分かってんじゃん!なら別にこんなのも要らねぇよな!」
そう言って2人組の片方は、僕の作品を、ビリビリに破りさいた。
僕の世界がまた、真っ黒に染まり出す。
まただ。
僕はまた、全てを否定されるのだ。
「大体、こんな髪を目が覆いかぶさるくらい伸ばすから気持ち悪いんだよ」
彼らは悪態をつきながら、どこか満足したようにこの場を去った。
また、何もかも失った僕を置いて。
一学期、僕の中学最後の春は何も無い真っ黒のまま終わった。
だけどもうすぐ……夏が来る。
僕には夏が来ようと関係ないと思ってた。
君と出会うまでは。
「今日から三年六組に転入しました。黒沢 深雪と申します!」
黒沢 深雪と名乗った彼女は。
春の終わりを告げ、夏が来たと言う合図を知らせる風が君の綺麗な黒髪をたなびかせる。
そんな彼女はとても………とても美しかった。
だが僕には手の届かない存在だろう。
共通点など一切ない。
きっと僕が気軽に相手できる相手では無いはずだ。
そう思っていたのだが、次の瞬間、彼女の言葉で僕の目に映った真っ黒な世界に、虹色の光を差し込む。
「趣味は小説作文。嫌いなものは礼儀のない人!よろしくお願いします!」
本当に……これは神様のイタズラだろうか。
それとも……僕を……
僕をどうさせたいのだろう。
ただ一つこんな僕にも分かることがある。
彼女の瞳は、黒色のはずなのにとても煌めいていた。
更新スペース等は決まってませんが用事がないときは必ず投稿したいと思います:(´◦ω◦`):プルプル
なにぶんまだ学生なので、テスト週間などは更新ストップします((。´・ω・)。´_ _))ペコリ
すみません(´;ω;`)