157cmの希望
髪型は現代風。服装はちょっとワイルド系。顔も凛としていてお姉ちゃんにいつもイケメンイケメン言われてるから自分の顔には自信があるぜ。こう見えても俺は女子から毎年義理って書いてあるチョコを124個貰うんだ。羨ましいだろ?
「しっかし身長伸びねーなー」
俺の名は森田敦史。28歳。夢をときめく陶芸家になりたかった存在だ。このクソつまらねえ世の中は俺に退屈をさせなく今は自宅で一日中パソコンを触っている。
「あーくっそ、また母ちゃんから職安行けってメールかよ。」
わかったよ、とメールを打ち狙ってる女の子にメールする。月収11万5000円の俺のことを好きにならないはずがない。イケメンだし。自分で言っておいて笑いが止まらなくなる。隣の部屋のねーちゃんから「うっせえぞニート!」と怒号と共にどっかの小さい名探偵の知り合いのねーちゃんばりのパンチを見せる。ハハン、嫉妬かな?
「まああんな胸が大きい豚女はほおっておいてと。時代は女子高生だぜ」
今日もソーシャルネットワークの一種である莫迦で女の子を発掘する。
「あーくそこの女出会い厨かよ汚いわ」
俺は自分の股間の画像を自撮りし、無修正で返信した。本命の女の子からのメールはまだかまだかと楽しみにしているときねーちゃんが入ってきた
「あんた仕事は?」
「陶芸家」
「それは夢でしょ?」
「うるせーぞ脂肪女」
その後高速の速さで俺の後ろに回りこみヘッドロックをする。胸が背中に当たっているがこれが普通の男だったら変な気起こすだろうがあいにく俺は女子高生派でな。
それを思い残すと俺は失神した。
敦史は起き上がり、携帯をチェックした。
「女に股間蹴りしても効かねーんだよな。糞が」
どうにかして姉に復讐しようと考えたが姉に復讐しても何もいいことないのでやめた。それよりも女子高生Aからメールがくる。告白の返事だ
「うわノーかよ、ありえねー」
理由を問い出すとやはり身長だ。157cmのどこが低身長なのか。俺の姉の彼氏も164cmしかねーのになあ。男は身長だけじゃねえぞと不満を漏らし母親に夜飯をねだりにいく
「かーちゃん飯」
「今身長特集やってるのよ」
また身長か、たまたま偶然だろうが俺の知り合いの女子はみんな身長が高い。かーちゃんは183cm。ねーちゃんは190cm。幼馴染は178cm。俺の後輩の頭が明るい女は180cm。ちなみに父親は164cmな
「巨人が」
「今あんた変なこと言わなかった?」
かーちゃんが爪楊枝の容器を外しこちらに投げてくるそぶりを見せた
「いえ、何も」
「従うのが一番よ、おチビさん」
俺は我を忘れてかーちゃんにタックルするがタックルする前に曙並の威力のつっぱりを繰り出され元々高い威力のつっぱりが自分の勢いも合わさって更に威力が増す。当然俺は避けられるはずがなく、無残に敗北することになる。




