だいぶ経ったな
俺は河童に連れられある場所を歩いていた。
行く先はどこかわからぬままだ。こいつの思考は読めない。なぜならただの馬鹿だからだ。次に何を仕出かすかわからない、そんな厄介なやつだ。そんなやつに連れられ歩いていた場所はどこかというと....
遊歩道だよ!
暢気だな、おい!
「いつまでここを歩くんだ!」
と河童に聞いたら....
『さあ、いつなんだろうねー』
と返されたのだった。
そして時が経つこと2ヶ月....
未だに俺は歩いていた。
傍らに緑色の物体を抱えながら....
この2ヶ月の間に大切なものを失ったが
より大切なものを手に入れられたと思う。
あいつはよくやってくれた
2ヶ月も頑張ってくれた。
だから....安心して眠ってくれ。
「バァイ★」
『ちょっと待てぇええええええ!!!
バァイ★じゃねえだろぉお!!』
「ちっ」
『ちっじゃねえだろおお!!てかあれだからな?いい感じにまとめようとしてたけど俺を殺そうとしたのお前だからな!』
「まあまあそんな細かいことは気にすんなって。お前がいなくなってもまたなんか変なやつが補充されるだけだから」
『細かくないわっ!!そんな変なキャラが増えても困るわ!』
ということで次の回は河童がこの2ヶ月で修得した技を見せてくれるということになった。自分の出来ることを増やしておきたいそうだ。まあとりあえず次の回に乞うご期待を。それでは。