なになに?俺のことが知りたいのかね?んん?
「そういやお前おかしいけど、いいやつみたいだから家寄ってけよ。」
それから俺はあいつの自宅へ向かっていた。
おかしいは余計だ。家ってどこにあるんだ?
俺はあいつの家だというので
てっきり川にあるかと思ったのだが..
「ここ。」
来たのはごくごく普通のマンション。
まじですかぁあああーー。河童なのに。
普通に普通のマンションなのな。
「おいおい何びっくりしてんだ。もしかして川だとか思ってたのか?」
ああ、うん。ちょっとな。
ちょっとだけだから。本当にごめんなさい。
そんな気持ちを胸に
「いやそんなことはない。さあ行こう。れっつらごーだ。」
おかしくなった俺は置いといて
あいつの部屋に着いた。
「ふぅーさてと休憩すっか。」
ビニール袋の中からプリンを取り出す目の前の緑の生物。
「なぜにっ!!?」
おおっとつい出てしまった。
「なぜにってな..時にはキュウリ意外のものが食べたくなんだよ。甘いものは特に。」
いやいやそもそも甘いものなんて食べるんですか?現代の河童は..大した進化だねえ..
俺の聞きたいことはそんなことじゃなくて
はあとため息をつき心の中で区切りを付けながら聞いた。
尋ねた。
「お前って河童なんだよな?」
・・・・
暫し静寂...
1..物凄い濃い顔に変わりこちらを見ている。
ちょwwwまじきもいんですけど..
2..少しテンションが下がって悲しそうな目でこちらを見る。
ごめんって本当に心から!謝らないけど
3..満面の笑み!!(河童スマイル)
超絶きもす。
とまあやつは河童だったというわけだ。