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その辺は許容してもらわないと
あいつを。
つまり俺は緑の生物を追いかけていた
俺は至極全うとても簡単に追いついた。
そう普通に歩いて。
高校生である俺からすれば余裕のペースだった。
まあ誰でも余裕だろう。
つまりあいつは陸じゃ遅かったんだ。
とんでもないほどに。
「はぁはぁ..こんだけ走ればいいだろ。」
ドヤ顔をするなドヤ顔を。
あいつの現在位置は........コンビニ前。
俺は歩く。あいつの前まで。
トータル.........じゃじゃーんっ!!15歩。
短くて身近っ。
つまらないことを言ってしまった。
そんなことは置いといて俺はあいつに尋ねた。
「デザート好きなのか?」
「ああ、大好きだ。キュウリの次くらいに。ってそこぉおおおお?聞くとこおかしくないか?」
「おかしくないかってな..確かに俺はおかしいかもしれないがお前に言われても....フッ」
「誰見て笑ってんだよぉおおおお!!!」
「いやだからお前。」
「あ、そう。てか見えてるの?」
「ああ、うん。はっきりとな。」
「やっぱお前おかしいな。」
「ああ、うん。お前もな。」