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学校に友達は必需品【3】
セレアはずんずんずんずん森の道を歩いていました。
途中、白いタイツ姿の森の妖精がセレアのあとをついてきましたが、セレアはバズーカで吹っ飛ばして遠いお空の星にしました。
再び道を歩いていると、森の中から制服に身を包んだ黒狼の少年が現れました。
黒狼の少年は言いました。
「俺、ドラゴン退治の時にお前と一緒に旅をしてわかったんだ。俺はお前を一生守る」
セレアはきっぱりと言いました。
「自分の身は自分で守れますから。ついてこないで」
いつの間にか森の妖精が後ろをついてきています。
セレアは再びバズーカを放ちました。
が、避けられました。
セレアは全力で逃げました。
森の妖精と黒狼の少年は全力でセレアを追いかけました。