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カ・ル・マ! ~天王寺の変~(改訂版)  作者: 后 陸
天王寺の変 三の章
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稚知謀大 伍 その8

 人に伝えるのって、結構大変なんやと実感するモノアイ。


 「難儀(なんぎ)なやっちゃな~。で、さっき言うた“与える時に”、どれを使うかや」

 「二つに分かれるんちゃうの? 五感って、五つあるやん」

 「よう考えてみ。触る以外は、直接相手に()れんで()えねん」


 頭の中で想像。


 「、、、ホンマや!」


 佳穂、ドびっくり!

 モノアイ、ご満悦。


 「で、与え方やねんけど、触れるってのはつまり、殴るって事や」

 「出た。暴力!」

 「相手に触れたら発動する。そんな術式やったら、戦ってる時に優しく触るか? ちゃうやろ? 同じ触れるんやったら、ついでに殴った方が効率ええやん?」

 「ままま、そやね」

 「ほんで触れずに与えるってのが、何かを見せたり、聞かせたり、匂いを嗅がせたり、食べ物を食べさせたりして、相手が反応したら発動する術式があんねん」

 「その二種類か、、、」


 「せや。これを、直接攻撃の“ダイレクター”と、間接攻撃の“インダイレクター”って言うねん」

 「出た横文字。マジややこし」

 「で、さらにやな、、、」

 「えぇ~? まだあんの?」


 カタい話しばかりだと、さすがに佳穂がブ~たれる。


 「大事なトコや、メモっとけよ」

 「はいはい」


 それでも聞いといて損は無いんだろうなと、一応(いちよ)聞くのは聞く。


 「対人に能力が発動するのが一般的やねんけど、たま~に全体的って言うか、場所や空間に能力を発揮するヤツが()んねん」

 「う~~ん、解らん」

 「1対1で戦おうが、100対1で戦おうが関係ないねん。対象が人やなくて、場所が能力の対象になるやつが()るって事やねんけど、、、」

 「まだ解らん!」


 (がん)として理解できないと主張。

 佳穂、頑固w


 「え~、、、どうしよ。何て説明しよ、、、」

 「それを使ってるEG使い、知り合いに()らんの?」

 「ナイス!」

 「何が?」

 「おったわ。有名人が」

 「教えておしえて」


 佳穂、以外に人を()()()のが上手い。


 「四天王寺に僥倖(ぎょうこう)って言うEG使いが()ってな、そいつの能力が“喝”って言うねん」

 「かつ、、、?」

 「坊さんがよう言う、アレや」

 「ああ、怒ってんのか怒ってへんか解らんけど、大声出すヤツやな」


 モノアイ、爆笑。




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