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何が何でも売り込んでやるのだ!

「オモシロ戦士ひょうKINGキング」の原作者・・・兼主演俳優となった密郎だが・・・ズブのド素人故、思う様に上手くいかず周囲の反応も冷ややかだった。

 ・・・が其れでも此の作品を実現させる為、必死に頑張る彼の姿に周囲の者達も次第に心を動かされていくのだった・・・。

「魔獣怪人同盟」の荒木ら正規の部員に「助っ人!」と呼ばれる老若男女、問わない様々な面々が加わり「オモシロ戦士ひょうKINGキング」(のパイロット版)の撮影が開始され其の主人公=明累陽太役は原作者で自身を「明累陽太!」と称する密郎自身が演じる事になった。

 ・・・が所詮は素人故、台詞も棒読みで有る等、其の演技力は余りにも酷く周囲も呆れ

「本当に・・・大丈夫なのかね〜!」

「辞めた方が・・・良いんじゃないの〜!」

 等と言う冷ややかな声が聞こえたりし(此の撮影の為、休日、こっそり家を抜け出したりした)密郎自身も此の撮影が原因で勉強が疎かになり宿題を忘れて学校では担任教師、自宅では両親に、こっ酷く怒鳴られる事等が増えただけでなく撮影初日の日のアクーの暗躍を目撃するシーンでは緊張してただけでなく偶々、お腹を壊していた為(密郎自身の構想と同様、本当に)脱糞してしまうと言う大失態を犯してしまうが・・・

「いや・・・此の方が(異形の怪人達を目撃したと言う恐怖感を強調する為の)リアリティーを出せて良いですなのだ・・・」

 ・・・と屁理屈を述べて撮影を続行させる事を強調しただけでなく又、別の日には(疲れていた事も有り)怪我迄してしまい其れを見た荒木らが撮影を中断しようとするが其れに対し

「ギャラ・・・なんて此の作品の売り込みに成功してからで良いんで・・・此の侭、続けさせて下さいなのだ・・・!私は此の作品を成功させる事で・・・同じ落ちこぼれと呼ばれ馬鹿にされてる子達の励みになってやりたいのだ〜!」

 等と叫び其の健気な姿に周囲の者達の心も動かされ、此れ迄以上に積極的にサポートする様になり其れに対し密郎は深々と頭を下げながら

「皆さ〜ん!本当に有難う御座いますなのだ・・・!」

 等と感謝の言葉を口にし

「東○や円○プ○etcの洗練された物とは異なる独特のアク等がウリの此の作品は何方かと言えばピ○プ○や宣○社etcの方に向いてるだろう・・・出来れば映画化にも繋げたいから(第一次怪獣ブームの頃に怪獣映画を作っただけでなく此の時代から大分、後の平成の元号の頃の2000年代に特撮変身物を生み出した)松○や日○eにも声を掛けてみるか・・・」

 等と荒木も本格的に売り込みの為の活動を開始した。

 ・・・が其の荒木の本心は

「儂ら・・・魔獣怪人同盟だけでは良案が思い浮かばなかった・・・からこそ、あの糞餓鬼に出会えたのはラッキーだった・・・奴は所詮は糞餓鬼・・・だからこそ、あらゆる企業に奴から奪った、あの作品を持ち込み続ければ・・・譬え、あの作品が実現せんでも此れにより注目された儂自身が拾われて使って貰える様になるかもしれん・・・」

 等と言う物だった。

「オモシロ戦士ひょうKINGキング」を実現させる為、周囲が協力的になり荒木により本格的な売り込みも開始された。

 ・・・が其の荒木の本心は自身が成り上がる為の物で此の時点では密郎は全く其の事に気付いていなかった・・・

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