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いよいよ・・・作品制作が始まるのだ!

「魔獣怪人同盟!」なる特撮ファン倶楽部の会長の荒木と名乗る者から「オモシロ戦士ひょうKINGキング」を自主制作用の作品として使わせて欲しいと持ち掛けられた密郎は強い疑いの気持ちを持ちながらも最大のチャンスを逃したくない故に其れを承諾する事にしたが・・・

 数日後、学校からの帰宅途中、密郎は荒木が通うと言う大学を訪ね其の敷地内に入ってから暫くすると「魔獣怪人同盟!」と書かれた大きな看板が架けられた物置き小屋を見つけ

「御免くさい・・・じゃなかった・・・くださ〜いな〜のだ・・・」

 と恐る恐る言いながら戸を開けると中には荒木と部員らしき者が3名、居たが其の3名も「大学生!」と言う割には可成りの老け顔で

(こいつら・・・絶対・・・歳を誤魔化してるか・・・何度も入試に落ちたり落第してるな・・・)

等と心の中で呟くが暫くしてから机の上等に(自分が両親に、ねだっても手に入れる事が出来ない)様々な特撮物の関連グッズが置いてあり其の事に感動して目を輝かせながら感動し

「冒○王や小○館の学○雑誌に・・・マ○サ○のソフビにア○シ○のプラモ・・・す・・・凄いですなのだ・・・皆さ〜ん!」

 等と叫ぶ密郎に対し荒木は

「どうだ〜凄いだろう!此れで我々が、ひょうKINGを自主制作用作品として生み出す事を認めてくれるかい・・・?」

 と問うが其れに対し(少々とは言え荒木に対し疑いの気持ちを持つ)密郎が

「でも・・・たった此れだけの少人数で大丈夫ですかなのだ・・・?」

 と問うと荒木は

「我々は普段から此の校内だけでなく近所の者ら周囲に対し媚びを売り続け・・・じゃなく色々と手助けしてやってる・・・だからこそ、いざとなれば(其の見返りとして)助っ人として周囲の者達が駆け付けてくれる・・・!そして此のパイロットフイルムとして生み出した物をテレビ局や代理店、制作会社等、様々なメディアの企業に上手く持ち掛ければ・・・君が望む通り・・・ひょうKINGをTVヒーローとして実現させる事だって可能だ〜!」

 と叫び其の言葉を聞いた密郎は

(上手い話には裏が有る・・・と言うけど其の上手い話を逃したら、もうチャンスは無いかもしれないのだ・・・)

等と心の中で呟きながら散々、悩んだ挙句、暫くしてから

「分かりましたのだ・・・荒木さん・・・!但し・・・作品制作の許可を与える条件として・・・ギャラは安くて良いから・・・私・・・明累陽太自身を明累陽太役として出して欲しいですなのだ・・・!」

 と言い放ち其れを聞いた荒木らは驚きながらも背に腹は変えられず首を縦に振るのだった。

「オモシロ戦士ひょうKINGキング」は遂に自主制作用作品と言う形でも生み出される事が決定した・・・が密郎が其の為に出した条件は自分自身を主役にすると言う事だった・・・と言っても彼はズブのド素人で有る・・・果たして・・・本当に大丈夫なのか・・・?

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