もんちゃんと太ももに触れる
「やばい……」
僕はにょろにょろもんちゃんを前にして震えていた。
「どうしたの、長沢君」
ここで、後ろから、木田さんに声をかけられた。僕は振り向く。美少女は土の入ったジップロックを持っていても可愛い。今日生物の授業で学んだこと。
「あわ……、も、もんちゃんが……」
僕は、もんちゃんを指さす……が、そこにはもんちゃんはいなくて。
「きゃあっ……また来たのね……」
すでに木田さんの脚に絡まって登ろうとしていた。なに、もんちゃんふくらはぎも好きなの? 太ももも好き? 僕も大好きだよ。
「いつもこんな脱走するの?」
「うん……もんちゃん、賢いからケージも開けちゃうし、私の居場所もわかるみたい」
「すごいな……」
木田さんは、わんちゃんの賢さを紹介するみたいに少し得意げな様子だった。なんだかんだで、もんちゃんが好きなのかもしれない。
なんだけど……この間と同じような状況になりかけている。
しかし違うといえば違う。前にもんちゃんが潜ろうとしていたのは、木田さんの胸。
今回はスカートの中だ。どっちにしろけしからん。
「もんちゃん……そこはっ……だめっ」
そう言いながら木田さんは体をひねってもんちゃんを掴んで放そうとする。しかし、それによってスカートがめくれて……。
僕は目を閉じた。ちょっと目を閉じたのが遅かったかな。仕方ない。男子高校生だし僕。モンゴリアンデスワームの十分の一くらいエロくても仕方ないよね。
「長沢くん……もんちゃん取って……」
そう声が聞こえたので仕方なく目を開ければ、木田さんは顔を真っ赤にして太ももを閉じていた。
そして、女の子らしい太もものお肉がぴったんこしているところにもんちゃんが挟まっていた。
まじで何なのモンゴリアンデスワーム。砂の中は固いでしょ結構。どうしてそんなに柔らかいところが好きなの? いや僕女の子の太もも柔らかいか知らないけどね。柔らかいに決まってるよね。
いや。僕は女の子の太ももが柔らかいかを知るときが来たのではないか。
なぜなら今、もんちゃんを取ってと僕は言われた。つまり、木田さんの太ももに触れながらもんちゃんを掴むことを僕は求められている!
「もんちゃんを、取ればいいんだな」
「うん……」
僕はうなずく木田さんに近づいて、そっともんちゃんに手を触れる。もんちゃんがにょろにょろする。そして、僕の手は木田さんの太ももにあたりまくる。
はい。知ることができた。程よく柔らかかったよ。




