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二人

 え、木田さんとモンゴリアンデスワーム関係なしにお出かけするの?


 僕は驚いて、それを心の中で言うことしかできなかった。


 そう、モンゴリアンデスワームのイベントからまた少したった日。


 木田さんから、二人で遊園地に行こうと誘われたのだ。


 しかも舞美が言ってあげなさいのポーズを木田さんの後ろでしている。


 まあどういうポーズなのか口で説明するのも難しいが、幼馴染なので、あ、こういうことを言いたいんだなっていうのはわかる。


 で、遊園地の話に戻ると。


 すごくいきたいけど、もんちゃん関連ではないとしたら、どう考えても単純に僕と行きたいっていうことになるような……。


 なんでそういう気持ちになった。


 ほんとわかんないなあ。


 てもなんか舞美が知ってそうなところを見ると、舞美もこっそりついてきて、僕が木田さんが可愛すぎていろいろ戸惑ってるのを観察するとか?


 そんくらいしか思いつかないけど、舞美も木田さんも絶対そこまで暇ではないだろう。


「あの……長沢くん」


「あうんうん、えーと……行くよ。行きたい!」


 深いこと考えずに正直な気持ちが一番。まっすぐに伸びたもんちゃんのように素直な答えを僕は返した。


 木田さんは、


「よかった……! 楽しみ……!」


 なんか感動ぎみになっている。


 大げさというか僕を誘うことに関して緊張していたという感じだ。


 そんな緊張するのも少し不思議に思えた。


 


 不思議に思っていたって時が経つスピードは変わらないので、木田さんと遊園地に行く時がやってきた。


 木田さんと駅の近くの広場で集合。


 駅前よりも人が少なくて良さそうということで、ここが待ち合わせ場所になった。


 そしてなぜか舞美と藻葉さんから行ってらっしゃいのラインが来た。


 わざわざどうした。ていうかほんとなんで木田さんと二人なんだろうな。


 広場でぽつんと立っていると、木田さんが来た。


 いやあすごい。誰もいない広場でこっちに走って来るから写真を撮れば写真集に載りそう。


 僕はそんな感じで見とれてたので、木田さんにとっくに気づいていたのに手を振り返したりはできなかった。




 

お読みいただきありがとうございます。

二ヶ月以上空いてしまって申し訳ございませんでした。

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