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愛情詩集

作者: 扇太郎

ようやく桜が咲きました。

街灯に照らされた桜が風に揺られ、花弁が舞っています。


公園では、花見酒を楽しむ人達が溢れています。

テレビで見た桜の開花予想では、見頃は今週末迄で、週末の雨で散ってしまうそうですよ。


去年、一緒に見た桜、綺麗でしたね。

今でもまぶたの裏に焼き付いています。


あなたがとても喜んでくれたから、私はとても嬉しい気持ちになりました。

でも、「また、来年も一緒に行こうね」と私が言ったとき、あなたはただ笑っていただけでしたね。

あなたは、あの桜が最後だと知っていたのでしょうか。



ようやく桜が咲きました。

でも私は、今年の桜を見ても嬉しい気持ちになれません。


あなたに見せてあげたいよ。



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