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赤髪の魔女と王太子の恋の秘薬  作者: 猫又 マロ


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6/12

魔法学校へ

魔法学校へ行くシルキー。寝坊助は相変らずだ。


おじい様が、保護者となってくれて今日から初投稿の朝を迎えた私はまだ、夢の中。


「シルキー起きてるかい?」


おじい様が私の部屋のドアをノックするが反応がない。もう一度ノックするが、やはり反応がなくおじい様の

使い(みずせいれい)、ノルンが私を叩き起した。


「シルキー!初日から学校遅刻するつもり!」


「んぅぅ……」


寝ぼけてる私に、ノルンが水魔法を唱えるとシルキーの頭上目掛けて、水をぶっかけた。シルキーは慌てベッドから飛び起きて目を覚ます。


「ノルンの目覚まし、いつか私、死んじゃうよ」


「なら、さっさと起きる事ね」


びしょ濡れのベッドや、寝巻きはいつの間にか乾いていて、シルキーの寝癖の酷さもいつの間にか綺麗にノルンの魔法で結んでくれていた。私からしたらお姉さん的な存在だ。


「おじい様、おはようございます」


「シルキーおはよう。よく眠れたかい?」


「ぐっすり眠れたわ。ノルンの目覚ましがよく効いてるわ」


朝食の用意をするノルンが、テーブルにお皿を並べると料理が並ぶ。今日の朝食は私が好きなオムレットや、焼きたてのパンに木苺のジャムに甘い甘いはちみつ入りの、ホットミルクが食卓に並んだ。ご機嫌なシルキーの顔を見て、すまし顔で喜ぶノルンの姿を見ながら飲む私の朝食も、随分賑やかになっていた。今日は孫が学びやに向かう日だ。よい天候に私の娘も同じ朝を迎えたなとあの日を思い出し、ノルンの入れてくれた紅茶に口をつけた。


「おじい様、ノルン行ってきます!」


「シルキーお財布は?ちゃんと持った?ハンカチに……」


「ちゃんとあるってば!」


心配するノルンの肩に手を置くおじい様が、封筒をシルキーに渡した。


「シルキー入学おめでとう。これは、後で開けなさい」


「うん。おじい様行ってきます!」


「気をつけるんだよ」


飛行魔法、簡単に言えば箒で空を飛べるか、着地に問題はないか、そのほか筆記などのテストを受けるためノルンやおじい様から半年間も、魔法の初歩を習ったお陰か、試験は1回で合格、しかもオール満点だって試験官に言われたっけ。


学校までは、箒で空を飛んでの登校が許可されている。勿論列車など親の送り迎えや寮から通うのもありだそうだ。時間通りに学校に到着すると、やはり大きい建物や外観に少しびっくりする。担任の先生が私を迎えに待ってていてくれていた。


「今日から、編入生として飛び級クラス、上級者のクラスで魔法学、学術……」


教室まで案内の途中での説明を聞きながら周りを見渡すが、お母様もおじい様も通った学校は古びているが落ち着く感じもしていた。どんなクラスだろうと、少し胸が踊り教室に入ると、周りの生徒の視線が私に集まった。


「はい。今日から、編入生がこのクラスに入ります。レディー·シルキー自己紹介を」


シルキーが人差し指を、スっとあげると幻影魔法、七色の蝶が教室中に羽ばたいた。そして、制服のスカートの裾を少し持ち上げ、カーテシーを小さくお辞儀して挨拶をすると、周りの生徒からは拍手が起きる中、クラスリーダーの、ナターシー·クラン·バレンタインが爪を噛んで、シルキーを睨んでいた。

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