ネガティブプロンプトの効果について(AIは猫耳を知っている)
ネガティブプロンプトというものがあります。
「画像を生成する際に除外したい内容のテキストを入力すること」なのだそうです。
今回はネガティブプロンプトの効果を、検証してみました。
まず、特に指示せずにガチャして、髪にリボンのついた女の子の画を用意します。
シードを固定しまして、
ネガティブプロンプトに、「hair ribbon」を追加します。
するとどうでしょう?
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じゃん。
猫耳ができました。
AIは、この画が女の子の画だということを知っています。
シードの固定によって、髪にリボンを出そうとしますが、ネガティブプロンプトでリボンが取り除かれます。
リボンを出そうとした位置は、リボンが取り除かれた結果として、ピクセルに例えば濃淡などの差があらわれます。
濃淡差のあるその位置は本来髪がある確率が高い場所ですが、そのもりあがり方や画が女の子の画であることを加味し、一番もっともらしいものが検討された結果、「猫耳だ!」というわけです。
ちょっと面白いですよね?
AIがどんな画を作るか? を予想しながら回すのは楽しいものです。
こちらが、ぼくが本来出したかった画です。