線画から画像生成を試してみた
今回は、線画から「わらしべ長者」的に画を生成する試みです。
このエッセイでは「初!」の少年を生成したい。
「リーゼントで制服を着崩した少年」を着地点にすることにします。
まず初めに線画を用意します。ぼくは絵が書けないので画像生成AIで生成しました。
・line art
最初に、最大の特徴であるリーゼントを生成します。頭の部分をマスキングしてリーゼントにしてみました。リーゼントは、Regentじゃなくて、Pompadourのほうが通じますが、そうすると髪型がきっちりしすぎて版権キャラに似そうだったので、あえて、Rockabilly Hairを選択しました。
・Rockabilly hair
ちょっと不自然ですね。頭に「たらこ」が乗ってる感が拭えない。どうせならサザ◯さんになる方が(ネタになって)良かったな。
次に顔を生成しようと思ったのですが、不器用なのでマウスによるマスクの範囲指定がうまくいきません。
福笑いみたいになっちゃいました。これはひどい。
・福笑い(Rockabilly hair, handsome)の失敗例
マスクブラーが大きいと髪と顔が離れてデコ助野郎が出てきますし、小さいとぼくのように不器用な場合、福笑いになっちゃいます。
はじめから範囲を大きく取って、頭から首までをマスクの範囲に指定したほうがいいね。
・Rockabilly hair, handsome
服を着せましょう。とりあえず学生服を着せてみます。
・Rockabilly hair, handsome, school uniform
学生服と指定してるんですが、オッサン顔と矛盾があるのか、シャツが一枚。
「流石に今の時期この画は寒すぎるだろ」と思ったのでもう一枚羽織らせるために、季節を秋と指定しました。
・Rockabilly hair, handsome, school uniform, autumn
ここで上着が追加されるのは見込み通りだったんですが、手持ち無沙汰だったのか、AIのやつ空いたスペースにぼくの許可無く勝手にギターを追加してきました。
とはいえ、これまででだいたい完成図が見えたので、ここからは一気に行きます。
顔が渋イケメンとはいえオッサン顔なので「少年」に変更、キャラの上半身をぶった切り、相対的にキャラを大きくすることで余白に変なものが生まれるのを防ぎます。そうして、舞台を秋の森林公園に。
・グレートですよ、コイツァ
プロンプトはこんな感じ。
A boy with dark brown eyes, rockabilly hair, wearing a loosely worn school uniform, showing his upper half, on a nice day in a forest park with autumn leaves
目の色を指定しているのは紅葉の色が目に入るのを防ぐためで、on a nice dayは木で画風が暗くなるのを防ぐために入れています。