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画像生成AIの注意して使うべき技術(LoRA、Image-to-Image)

 実のところ画像生成AIには、注意して使うべき技術がある。


 それは、LoRAやImage-to-Imageのような「元にする著作物」を要する技術だ。


 LoRAは少ない画像で特徴を強調し、Image-to-Imageは元の画像を一部変更することができる。


 in paintは画像編集ソフトのようにマスクを掛け、一部を再生成することができる。


 本来、これらの技術は、AIが苦手とする「手の形や細部の補正」、あるいは「出力が意図とずれる部分を修正する」ために使われるべきものだ。


 しかし、現状では他人の著作物を元にそっくりな画を生成するなど、不適切で不快な使い方が目立つ。


 他人の著作物を元にそっくりな画を出すようにされたこれらの技術による生成物は著作権侵害にあたる可能性が高いし、AI技術の本来の意図からはかけ離れている。


 これらの技術をAIの弱点を補う以外に使う場合、著作権には十分注意を払う必要があるのだ。


 本来の使い方であるAIの作画(著作物ではない)の修正の他に、例えば、自分で描いた少ない枚数の絵(自分の著作物)を使ってアニメーションを作るなど、適切な使い方であれば将来有望な技術ではある。


 しかし、他人の著作物を無断で使用し、自分の絵の下手さによる劣等感を晴らすために他人を攻撃する目的で利用するような使われ方をしているのが現状だ。


 えっくせずにて一部カスAI絵師どもの曰く、「お前の絵なんかAIで簡単にパクれる」というような誤った使い方だ。


 こういった使い方は明確に著作権法に触れるため、やめてもらいたい。


 AIは汎化性能(誰の作画でもないもの)を目指すものであり、LoRAやImage-to-Imageという技術は、本来弱点を補うことを目指した技術であることを知ってほしい。


 ・元の絵(もちろんAIによる作画)


挿絵(By みてみん)


 ・元の絵を大破させるように指示したもの(in paint)


挿絵(By みてみん)


「敗北のシーンで砲撃を受けて胴体に風穴が空いた」というような指示をしているんだけど、違う、そうじゃない。


 この画を生成したときは気づかなかったけど、これ、修正時に解像度を上げる必要があったんだな。

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