メトに異能力を教えちゃおう!
お楽しみください。
誤字ってたらすみません。
「じゃあまず、異能力の中でも最も習得するのが簡単で、かつ戦闘でかなり使える防御異能の一種の、自分の前に小さなシールドを展開する異能力から覚えていこうか。まず自分がどの位置にどのくr」
「それぐらいの異能力なら使えますよ」
そういうとメトは当たり前のように自分の前にシールドを展開した。
みんなに今の状況を説明しよう。俺は今、メトに異能力を教えている。昨日メトに教えてくれと頼まれたからだ。だがここで新事実の発覚した。なんとメト、初級の異能力は使えるらしい。
「え?メトそれ使えるの?びっくりなんだけど、、」
「ええ、初級の異能力ぐらいなら使えます。知らなかったんですか?」
「知らなかったもなにもメトが異能力使ってるのみたことないし、昨日の話の流れ的に使えないのかと、、、」
これに関しては俺は何も悪くないぞ。普通はこれから学校で少しずつ練習して卒業の時に中級の異能力を習得してたら上出来ってぐらいなんだぞ!?しかもメトが異能力使ってるところは見たことも聞いたこともないし、本人だってそれっぽいことも何一つ言っていなかったんだぞ。
「確かにあなたの前で使ったことはありませんでしたね。でもこれでも私、異能士学院の中ではかなり実力がある方なんですよ、簡単な異能力ぐらい使えたって不思議じゃないでしょう」
「確かにそうかもしれないけど、入学初日に械人と戦った時異能力使ってなかったし、、、使えるなんて誰が思うんだよ」
「あの時は異能力を使っても無駄だと判断したので。あの男の攻撃は初級の異能力なんかじゃまったく防げないですからね」
「まあそういわれると、その通りって感じだなあ。じゃあ、ちなみに、メトはなんの異能力が使えるの?」
「私が実戦で使える異能力は、えーと、、、攻撃異能と防御異能の初級ぐらいです。治癒異能の初級も使えはしますけど自分を回復させられるだけで他人にはまだ使えません」
「私あまり異能力使えない。みたいな雰囲気出してるけど全然そんなことないからな。今の段階でそこまで異能力使える人なんてほぼいないよ。てか、メトぐらいしかいないよ」
「それがそんなこともないのですよ。家が異能士の家系で小さいころから鍛えられていたり、あなたみたいに小さいころに自力で習得したって人も少なくないです。まあ全体的に見たらほんの数パーセントの割合なんでしょうけどね」
「そういうもんなんだあ。初耳だよ。メトはどうして異能力が使えるの?」
「なんて言ったら良いのかわからないですけど、、、まあ小さいときに色々とあったんですよね。それがきっかけで強くならないとって思ってそこから一人で毎日練習して、異能力も習得してって感じです」
「ふーん。何かわかんないけど、とにかくメトすごいね。まさかそこまで使えるとは思ってなかったよ」
「、、、ありがとう、、、ございます。(褒められたことなんてないからなんか恥ずかしい)」
ちょっと待ってい。なんだなんだこの照れてる感じ。不意打ち過ぎてこっちがにやけてしまいそうだ。ダメだライト、今ここでにやけてしまったらなんかわかんないけど俺が変態みたいじゃないか。ここは平静を装って
「じゃあ、メトにはなにを教えようかなあ。教えれることはあんまり多くないけど、、、きめた。今日はメトに防御異能の一種の、自分を中心とした最大半径2メートルほどの球状のシールドを展開するっていう異能力を教えることにする。難易度的には中級ぐらいかな?たぶんだけど。それじゃあさっそく始めようー」
てな感じでそれから俺たちは異能力の習得であったり、連携技をつくったり、夕方になるまで練習を繰り返した。
「メト、俺もう無理だわ」
俺は地面に仰向けになりながら言った。
休憩をとりながらとはいえ朝から夕方までぶっ通しはきつすぎる。
「ええ、私もそろそろ限界です」
そういいながらメトはふらふらと俺の横へ歩いてきて、仰向けに寝転んだ。
「メト、習得スピードはやすぎ。初級ならまだしも決して簡単な部類ではないこの異能力を一日で習得かあ」
「いつもは一日で習得とはいかないです。今回は教えてくれる人がいましたし、実際にその異能力の完成形を見ながら練習することができたからです。ありがとうございます。感謝します」
「そう言ってくれて良かったよ。どういたしまして。じゃあそろそろ帰ろうか」
「そうですね。帰りましょうか」
この二日間、新しいことだらけでめちゃくちゃ疲れた。まあ楽しかったから全然いいんだけどね。まだ二日しかたってないけどメトとの関係も深まったし、お互いに新しくことを色々と知れたし結構充実した休みだったなあ。あ、勘違いしないでくれよな。変な意味で言ったわけじゃないからな。チームメイトとして色々と知って関係を深められたなあってことだからな。
対抗戦まではあと数日あるから、気を抜かずに頑張りたいと思いまーす。
お読みいただきありがとうございました。次話ぐらいからは対抗戦本番を書いていこうと思います。




