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第一章 新社会人転生する 1話 気づいたらどこかの赤ん坊になっていた

お待たせしました第一話です

「アルフレッド、1才のお誕生日おめでとう!」

「アル!おめでとう!」

「「「アルフレッド様 おめでとうございます!」」」

 豪華な昔の貴族が着ていたような服を着た若い男女と複数人の使用人と思われる人たちから祝われているのは私のようだ...。

「なにがあった...」そうアルフレッドは思い出せる範囲で思い出そうとした。しかし、思い出せるのは自分が日本人で新社会人としてブラック企業で働いていたことだけで、自分の名前も家族も思い出せそうにはなかった。今把握できるのはどこか裕福な家庭で自分の誕生日が祝われていること、そして自分の名前がアルフレッドであることだった。

 ひとまず状況整理は後にして、アルフレッドとして振る舞わなければ...


「みなさん、私の誕生日をお祝いしてくれてありがとうございます」

 これで大丈夫だろう。すると父親と母親らしき人物が目を見開いていた。なぜ...?

「うちの息子は天才かもしれん...一才でしっかりとした言葉を話せるのだから」

「誰も教えてないのにここまで話せるなら、5才からと思っていたけれど家庭教師をつけましょう!」

 おっと、一才でこれは失敗だったか。だが、とても良い家族のようだ。父と母の名前がわからないな...聞けば自分がどのくらいの立場にいるのかわかるかもしれん、よし。

「父上と母上の名前覚える、勉強頑張る」こう言えば教えてくれるよな。

 すると父と母は自分たちのことや国のことを語ってくれた。わかったことは、自分の名前がアルフレッド・アルレリアで愛称は「アル」で、父の名前がジーク・アルレリア、母の名前がマリア・アルレリアらしい。この国は大陸最大のアービス帝国であり、その中に4公と呼ばれる国の守護者がいるらしい。


北方の守護者で中立派:アルレリア公爵家、東方の守護者で皇族派:クロノス公爵家、南方の守護者で同じく皇族派:フレア公爵家、最後に西方の守護者で貴族派:ヘムロック公爵家。


私は名前の通りアルレリア公爵家の息子らしい。しかも、長男だから公爵家を継ぐことになる。あれ?勝ち確では?ちなみに母の実家がフレア公爵家だったそう。

その後、他の公爵家との関係性や貴族階級、歴史、宗教など知識を得ることに成功した。そしてこの世界は魔法があるらしい。

 生活魔法から中級魔法までは平民や下級貴族でもばらつきはあれど使えるが、高等魔法以上は上位貴族しか使えない。帝級魔法魔法や神級魔法は皇帝家か4公でないと行使は難しい。ごく稀に平民や下級貴族で高等魔法を繰り出す人も現れるがすぐにどこかの貴族に取り込まれてしまうらしい。

 一ヶ月後に教会の人が来て魔力測定するらしいがしなくても今の時点で相当な魔力を持っているらしい。同世代最大の魔力保有量かもしれないと父も母も喜んでいた。魔力測定を行うまでは魔法についての練習はさせてもらえないらしい。残念だ...。

 だが、父の書斎には魔法書があるらしいので明日取りに行ってみよう。

そんな父と母と過ごし2時間ほど経ってからメイドに連れられて自分の部屋に戻された。子供の体だからかとても眠い。

「おやすみぃ」

アルとしての大貴族としての生活がここから始まる。

 最後の、アルの「おやすみぃ」に人知れず心を打たれたメイドがいたがまたいつか紹介する時が来るだろう。





 

お読みいただきありがとうございます。ひとまず一話をあげれてホッとしてます。とりあえず10話までは仕上げたいと思いつつ書きたいことが多すぎて進まない...

次回もお楽しみに

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