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読者に、かくあるべき説明は要る  作者: 健安 堵森
第一章 自分のことは自分だけが知っている
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一章 設定 魔物

 設定 魔物


 “魔物”


 魔物とは、魔石を保有している動物の事を指す。姿形がどれだけ普通であろうが異形であろうが、心臓部が魔石であるならば分類は魔物に属する。

 人々の認識としては、会話出来ず、凶暴な生き物というのが一般的。しかしそれは人と同じで友好的な魔物もいれば、喋る魔物も存在するのだ。

 しかしその存在は人が元となった理性が残る死霊系か知能の高い龍系統の魔物だけ。会う確率の方が少ない為に噂話の域を出ない。

 もしその魔物以外で喋る魔物が現れるのなら、イレギュラー中のイレギュラーだろう。捕まええて売れば一攫千金は間違いない。



 種族名[十子孕厶牝狼(アセナ)]平均レベル40


 平均体力 25,000 平均魔力 5,000


 平均筋力 8,000 平均防御力 5,000

 平均理力 500 平均精神力 1,000

 平均敏捷力 11,000


 〔能力〕

 尊い十子


 姿形は空のように青いたてがみをもつ牝狼。能力〝尊い十子〟により一度に十匹の子供を産む事が可能。

 産まれた子供は即、行動可能であり、牝狼(アセナ)の統率で獲物を狙う。

 個々ではそれなりだが、群れとしては危険度が高いので挑む時は注意しよう。なお、ネキロムがこの魔物から逃げ切れたのは、身体が小さく無意識に障害物の多い所を通り抜けた為。





 種族名 [駆ケ巡ル角兎(アルミラージ)] 平均レベル5


 平均体力 30 平均魔力 10


 平均筋力 20 平均防御力 30

 平均理力 10 平均精神力 10

 平均敏捷力500


 〔能力〕

 無し


 魔物ではあるが、兎に角が生えただけでそれ以外は普通の兎と変わらない。

 肉は食用、角は薬や装飾品、魔石はお金になる為探索者や狩猟者の初心者に狙われがち。

 但し侮ることは無かれ。兎の脚力と鋭く尖った角は石をも砕く。余り虐めないことだ。





 種族名[醜悪二生キル小鬼(ゴブリン)]平均レベル7


 平均体力 80 平均魔力 60


 平均筋力 60 平均防御力 50

 平均理力 20 平均精神力 20

 平均敏捷力 40


 〔能力〕

 無し


 赤い肌に歪んだ顔が特徴の人型魔物。

 子供くらいの大きさで、ゲヒャゲヒャと笑い集団行動を主として動く。

 道具もある程度は使えるが作成するまでの知能は無く、身に付けるものは人が廃棄、あるいは落としたものが多い。

 体格差もあり、一般男性でも倒せるが数の暴力でやられる人も多く油断はしない事だ。

 雑食性である為、特に人の子の被害が多く見つけた場合は直ぐに殺しておく事がお勧めされる。




 種族名[仮初ノ生命持ツ人像(ゴーレム)](石製)平均レベル20


 平均体力 5,000 平均魔力 400


 平均筋力 4,000 平均防御力 4,000

 平均理力 10 平均精神力 10

 平均敏捷力 70


 〔能力〕

 自然修復


 捨てられた魔石、あるいは宝石が一定以上の魔力を蓄積する事で自然発生する魔物。

 周囲の環境に大きく左右され、石や金属が多い中、極稀に炎や水のものも存在する。

 人の手でも創れる数少ない魔物で、多くの魔術師が一度は創るのだが何故か額には謎の文字が浮かび上がってくる。



 種族名[調伏サレシ白雪牛(ヤルラシャムポ)]平均レベル75


 平均体力 50,000,000 平均魔力 10,000


 平均筋力 460,000 平均防御力 890,000

 平均理力 33,000 平均精神力 5,000

 平均敏捷力40,000


 〔能力〕

 豪雪の主


 巨大な吹雪を巻き起こす白い犛牛ヤク。通った場所は白銀で埋め尽くされ、景色は白と蒼の二色しか残らない。

 本来ならば標高の高い山に生息しており、平地にはいない魔物。

 何故、ゼットリーに現れたのか。それは神のみぞ知る。


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