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SUPERSTAR  作者: Remi
Diary
4/5

Diary : Zero Years Old

ここから12歳まで、日記編となります。

私はこの世に転生したらしい。


私は羊水にいた感覚を覚えている。

なんとも言えない感覚だった。

呼吸をしなくても苦しくない。

まるで死んだ時、ふよふよと漂っていた時のような…

いや、この話はやめよう。


まず私が産まれて目に飛び込んできたのは嬉しそうな父の姿、次に私を抱く看護師の姿、そして汗を大量にかきながら満面の笑みを浮かべる母の姿だった。


産まれた時、呼吸の方法を私は知っているため、泣かなかった。

しかしこれがまずかったらしく、どこが病気があるのではないかと心配されてしまった。

そのあとの健康な様子を見て親も安心したらしい。


そして名前が変わった。

私の名はレナータだ。


最初は抵抗があった。

捺という名前があったのだから。

すぐに慣れた。

慣れてしまった。

私の心が欠けたような気がした。


なんと、この世界には俗に言う苗字というものがない。

その代わり産まれた地域が苗字となる。

そこまでは把握していない。


この小さい体ではあまり考えることができない。


幸い、この親は子供を外に連れ出すのが好きなようなので、この家だけでなく、周りの家、商店街などを見ながらこの地域の特色を掴んでいきたい。


『年月は書かれていない』

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