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SUPERSTAR  作者: Remi
Transmigration
3/5

Don't LIE

「…何で私?」

捺が必死に考えた質問はそれだった。


「あなたは善行ポイントが貯まってますからね〜」


なんだそりゃ。

と捺は思ったが、細かいことは気にしないようにした。


「あなたは『スーパースター』に憧れて、善行を積み、悪行を窘め、平和に尽くし、クラスでも人気者でした。

ですがあなたはなんと通り魔に殺されてしまったのです。なんと悲しいの〜。」

天使は感情の篭っていない声でそう言った。


「能力って何?」

「所謂、火を操るとか、時間を止めるとか、そういうものです。」


「私のは何?」

「教えられませんが、あなたに授ける能力は26個です。」


多い。

と捺は不審に思ったが、とりあえず受け入れることにした。

兎に角ここは黄味が悪い。

真っ暗な空間も不安だが、かと言って真っ白というのも居心地が悪いのだ。


「じゃあさっさと転生させてくれない?」

「わかりました〜、どうぞ〜。」

そこで彼女はハッと気づく。


「転生場所は何処だー!!」

天使に掴みかかろうとするが、すり抜ける。

その瞬間、麻酔の様に意識が切れた。


天使が言う。

「グッドラックです〜。」

天使はまた悪魔の微笑みをした。

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