春間近!
ようやく暖かくなってきましたね!
でも、同時に目と鼻がムズムズして‥‥
花粉症にはつらい季節です!
「ウニュ、二ュ二ュ二ュ二ュ二ュ二ュ、二ャウン、ニャーシュ、二ャ、二ュウン」
‥‥〈以下、猫語翻訳〉‥‥
今日は!チンチラダイヤです。いつもは、パパが僕やお兄ちゃんのことを書いてくれていますが、今日は自分でお話しましゅ。あ、お話します。
しゃんがつ、あ、3月になって温かくなってきました。ちゅいこの前までは、夜になると寒くて寒くてダイヤとお兄ちゃんは、なごちゃんのお布団に入り込んでねんねしていました。
お兄ちゃんはなごちゃんが大好きなので眠たくなるとすぐになごちゃんの脇の下に行って丸まります。それまでお兄ちゃんにくっついてヌクヌクしている僕ですが、お兄ちゃんがいなくなるとシャムくてシャムくて‥‥、
でもなごちゃんの側はもうお布団に入る隙間が無いので、いつもママの所に行くようにしています。でもママのお話だと
「グルグルグルグル、グルグルグルグル」
と言ってねんねしているんだって。なので毎朝、
「ダイヤがママの所に来てくれてねんねするのは嬉しいんだけど、毎晩グルグルグルグル言われて起きちゃうんだよ。」
そう言われても解りましぇん。僕はシャムいだけだもん!
でも朝起きるといつもお兄ちゃんに抱っこしてもらってるのはどうしてかなあ?
コナンお兄ちゃんは、やっぱりお兄ちゃんでしゅ!すごいんでしゅ!
毎朝、パパのお部屋で
「ツルルルルルルルル」
と音がすると、
『ピョン、タタタタタタ』
「二ャーン!」
(パパ、朝だよ!)
とお部屋にお越しに行きましゅ。お布団の外は寒いのに‥‥
僕は眠くて眠くて、お兄ちゃんとパパが洗面所にいく頃にやっとお布団から出て、
「フニューン」
(おはよう!)
と朝のご挨拶をしてパパに頭を撫でてもらうんでしゅ。
でも今日はパパお休み見たいでしゅ。いつもの音がなりましぇん。お兄ちゃんが起こしに行っても駄目見たいでしゅ。寂しそうにひとりで帰ってきました。
そうして、ママに朝ご飯をもらってうとうとしていると、二人でベランダでお話をしていたママとパパがなごちゃんを呼びました。
「なごちゃん!来て、来て!」
「なあに?」
「耳を澄ましてごらん。」
「フニュ?」
僕もなごちゃんの真似をしてお耳を立てて見ます。あれ?
何か聞こえる!
『キュン』
「何の声?」
なごちゃんが尋ねています。
「待っていて。また聞こえるよ。」
『キュン、キュン』
ママとパパが凄い凄い!頑張ってるよ。と言っています。あれ、また違う鳴き声が聞こえたよ!
『キュン、キュー、キュン』
この声と共にベランダからはママとパパの拍手が聞こえて来ました。ふたりとも凄く喜んでいます。そして、ママが
「ウグイスの赤ちゃんが鳴きかたを練習しているのよ!もう少ししたら、ホーホケキョと鳴けるね!」
「フニフニュ?」
(ウグイス?)
「あれ、ダイヤも聞いてたの?鳥さん見たいんだ?」
「フニ?」
(え?)
気がつくと後ろのアンヨでたっちしていましゅた。ママ達は僕がウグイスさんを見たくてたっちしたと思っているみたい。でも僕、ウグイスさん知らないんだ。
ママとパパは、今度お庭で声がしたら抱っこしてウグイスさんを見せてくれると言ってました。でも、そうしているうちになんか‥‥
気がついたらパパのお膝に抱っこされていました。暖かくて寝ちゃったみたいでしゅ。
でもひとつ解りました。ウグイスさんが来ると暖かくなるんでしゅね!
ウグイスの子供の鳴きかたの練習と上手くなる様子を初めて耳にしました。
私は九州の生まれなのですが、田舎では聞けずにこんな都会の真っ只中で聞けるとは!
少しビックリです。