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ババアとテロと第三思春期

 対お爺さん用の秘策。

 それはロリツイン北欧美少女の集団でした。しかも金髪。ここ大事です。

 彼女たちがお爺さんの前に一斉に解き放たれたのです。

「ヒャッハーーー!」

 お爺さん、一気にハイテンションです。鼻血ジェット噴射。

「お持ち帰りしてやるぞい!」

 お爺さんは目を光らせて美少女たちに突撃します。もちろん、彼女たちは悲鳴をあげながら逃げ回りますが

「ぐふふ、今からエロエロ調教スタートじゃ! ワシの嫁にげふぐへぁは?」

 お爺さんはお婆さんの飛び蹴りを食らって豪快に倒れました。

「クソジジイめが、異国の地に来てまでセクハラ三昧とは進歩せぬのう。どれ、ちょっくら眠っておるがよい」

 お婆さんはお爺さんを簀巻きにしてそこら辺の川に流しました。

 その様子を見ていた第二思春期の女性たちから拍手喝采が沸き起こります。

「第三思春期の女帝! あなたこそ、我々『真実の美女を極める戦線』の指導者にふさわしい! どうか、私たちを導いてください」

 リーダー格の女性がお婆さんに頭を下げて懇願しています。

 珍しいこともあるものです。まさか、お婆さんが異国の地で英雄扱いされようとは。

「ぐふふ、良いぞ。ワシが真の美女たる者の心構えを実践して見せようではないか」

 お婆さんは鼻息を荒くして宣言しました。

「今より、イケメン狩りを行う! 総員、ワシに続け!」

 これから始まる悪夢を、この国の男性陣は知りませんでした。

 後にこの出来事は『悪夢の三日間』と呼ばれることになるのです。

 そして何より、この国の未来を変えてしまうことになるとは、ここにいる誰一人として予想だにしていませんでした。

こんばんは、星見です。

更新が遅れており、申し訳ありません。

あー仕事行きたくねーと言いつつ寝ることにします。


ではまた次回お会いできることを祈りつつ……

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