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第一話(派閥争い) 2

2.


「はあ……」項垂れる駿平。

 机の上に積みあがる資料の山。また、溜息を漏らすと虚ろな目で資料を一瞥した。

 それにしても疲れた。うんざりだ。――まったく。

 首をコキコキ折る。駿平はパソコンに向ってカタカタとキーボードを叩く。

 今日のキャンペーン企画会議での内容を現場に添う内容に纏め、支部の現況を本社への報告書する命令指示を受けた。付け加え明日の資料を準備もしなきゃいけない。

 やはり今日は止しておこうか。気が乗らない。眼鏡のつるを摘まむと毟るように外し、目頭から頬にかけて両手でゴシゴシと擦る。連日の残業疲れのせいか、しどろになり行動も大雑把になる。

 胸のポケットからいつもの調子で煙草を取り出す。咥えると駿平は両手を頭の後ろに回し、だらしなく背もたれに体を預ける。臀部が前にずれ、間抜けでしどけた格好で座る。ネクタイを弛め、天井を見上げぼんやりと考える。

 天井の蛍光灯に蚊が漂っている。最近は季節に拘わらず蚊がいるような気がする。未だ四月に入ったばかりだと言うのに。そういえば、近年インフルエンザがこの季節まで日本領土を席巻している。この蚊もその一味か、刺されたらヤバイのかも。蚊? インフルエンザ? マラリア? まあ、どちらでもいいや。

 しかし、このキャンペーンの結末はどうなるのだろう? 専務が復活できなきゃ、意味がない。このキャンペーン企画本当にやれるのか……。

 事務所に戻る途中も岩見と携帯電話で話した。

「専務の病名だが……」岩見の小声。

 専務の容態はあまり思わしくないらしい。表向き、対外的には一週間くらいの入院と二、三日の自宅療養、と家族から連絡を会社側に報告をよこしたらしい。どうやら本当のところは隠しているようで、社内には別の病名が流れている。血栓による脳梗塞、当分入院らしい。それに後遺症も残るとすれば、リハビリをしたとしても年明けになるだろう。いや、それ以上もっとかも。しかし、その裏情報の病名も怪しいものだ。なんせ常務の存在が気になる。同じ血の繋がる兄弟なのだが、『血は濃い』と憎しみもなお深いものがある。

「専務ヤバイな……」携帯電話に向かって話す駿平。

「そうだな。でも、別段おれは派閥争いに加担している訳じゃないから関係ないし、まあ、どうってことない」と岩見の相変らず関係ない口調で言う。企画の連中は専務との繋がりが深いはずだが、更に付け加えて他人事のように話す岩見「それがな、担ぎ込まれた病院の院長は常務の知り合いらしい」

 裏で手を回し、病院筋に操作しようものなら……、まさか、とは思うが。あの状況で担ぎこまれた病院からの様子はいち早く院外のある筋へ内通している。それがもし常務だとすると、快復を遅らせる指示をすれば当分、いやもっと致命的な状況に追い込む事も可能だな。そうすれば、専務は復活の可能性はない。キャンペーン企画書どころか専務その本人が居なくなれば、それも本人が手をかけず傍観者の常務の思うまま。

「しかし、そこまでは考えすぎじゃないか」

「いや、十分あり得ると俺は思うが」岩見は相変わらず淡々と話す。

 駿平は岩見との電話でのやり取りを思い出した。自然に腕を組みなおし、机の卓上カレンダーに目をやる。

 突然、ビジネスホンが鳴る。静寂な事務所に響き渡る電子音。ズルッと危うく椅子から滑り落ちそうだった。

 慌てて、起き上がると壁にかかる時計を見る。すでに十一時を回っている。もうこんな時間か。

 誰なんだ。いったい――。

 舌打ちしボヤくが、一息おいて駿平は受話器を取り上げる。

「はい、こちらハッピーパートナーです」こんな時間帯にいつもの馬鹿丸出しの受け答えはないだろう。この業界は、こんな時間帯でも不意打ち的に連絡が飛び込んでくる。そんな事は分かっているが、会社の応対はダラシナイ。当然、個人的な感情面を訴えられないように携帯電話の番号は会員にも知らされてない。

「山さん?」

「は?」いきなり、山?

「カミムラで……」

「はい?」

「あ、……」

「あの……、もし……」こちらの出かたを窺うように聞く。

「…………」

 なんだこいつ、急に無言になりやがって――。

「もしもし!」

「…………」間違いなく電話越しに聞こえる息遣い。

「どちら……」と言いかけたとたん、「ブッ」と耳に聞える。

ったくも――、

 山? 確か……山さん? て、山根課長? そう聞こえた。今日は『山さん?』と確かに聞こえた。『カミムラ』と名乗る。最近、無言電話が矢鱈多い。嫌がらせか? いたずら電話と思っていた。不思議と夕方からの時間帯が特に多く感じられるのはやはり、何かあると思っていた。――確かにカミムラと名乗った。それも『山さん?』名指しで言った。これは岩見が言っていたあの事だろうか?

 受話器を戻し、溜息をつく。眉に皺を寄せ、腕を組み呻る。いきなり課長に問いただすのは変だ。確証がない限り当分このことは岩見には内緒だな。

 けれどこの電話からしてもう連絡が無いかもしれないが。

 気を取り直してパソコンに向う。

 えーと、資料に目を落とす。キャンペーンは専務抜きでも当面は部長の指示の基、推し進められる。派閥争いがなくても俺のいる支部も支部毎にスローガンを掲げ、同業他社へ巻き返しを図ることがここ数年の行事となっている。これも例年のことだそうだ。

結局、今月から三ヵ月間は強化月間キャンペーン。この数字、何度見ても目が皿になる。三ヶ月のこの期間で年間の売上げ半分を積上げなきゃならない事になる。本決算が十二月ということもあり、最終の詰めがこのキャンペーンの目的である。

 先ずは、会員登録者数の目標数字。

 うちの支部で百五十名。三ヵ月間でこの数字をやる為には月当り五十名。会員の新規入会費用が三十万円、年間更新金額が五万円。先ず、百五十名として四千五百万円、月にして千五百万円。それから、成婚数目標数字。七十五組の成婚を目指す。月当たり、二十五組。現在の会員と新規会員から、仲介成婚による一組の成婚金が三十万円とし二千二百五十万円、月にして七百五十万円。

 この目標数字は、日頃の一.五倍の目標値として設定されているが概ね達成しなければばらない。

 今から三ヶ月もの間に、六千七百五十万円を稼ぎ出さなければばらない。この数字可能か? とにかく、月に二千三百万円近くを売上げとして叩きださなければならない。なんだか、クラクラしてきた。どう考えてみても無理。不安が胸の中で広がり始めていた。

 支部全体の売上げ。俺個人の営業成績は先月に引続き今月もヤバイ。月末が近いしこの調子で売上げを伸ばせなかったら、居場所なくなるな。まさか、澤田専務のように子会社へ出向なんぞ言われた限りには。

 一週間で成約組残り十組。土台無理な話だ。策が思いつかない。本社の部長連中は、アナログで培った営業を俺たち社員に押し付ける。とことん回れ! 見込み会員を作れ! 死んでもいいから客に喰らいつけ! もっと若い女を捜せ! すれば、男は間違いなく喰い付く! なんて、本当にアナクロリズムで泥臭い営業を強要してくる。それが支部の成績となっているのか。このキャンペーンの達成策も課長の口から聞かない限り不安だ。

 若い奴らは、結婚願望なんて微塵もない。それをどうやって……。

 多少の嘘でも構わない。嘘から始まる本当の恋もあるくらいだから、躊躇している男女の背中をチョぃと押してあげるだけだ。勢いも必要だ。

 とにかく、何とかして数字積上げないと本当にヤバイ。

 今年の四月人事異動で、本社営業からここに着任して半年が過ぎたばかりの俺だって分かる。この時期に三ヶ月の強化月間、だから日々職員全員は山根課長と目を合わせることを避けていたのだ。その為、有無を言わさず新人の俺がこのキャンペーンに係わる担当する嵌めになった。

 だが、不思議な事にうちの支部は小さいながらここ数年目標をクリアしていると言っていたな。会議の席で昨年と一昨年の成績を部長から紹介された時、支部単位では三番目の成績らしい。だったらなおさらプレッシャーだ。

 とにかく今日の会議資料を明日、課長に報告しておこう。指示を貰い、事を進めて行くしかない。本当にあの課長で乗り切れるのだろうか。どうしても頷けなかった。本気で不安になって来た。

 おもむろに灰皿を探す。書類の下、バインダー、足元まで探す。その仕草と同時に机の引出しからライターを取り出し握っていた。「はっ!」半開きの口。思わず肩を竦め、周りを見回す。俺にとって自然な仕草だ。まあ、いいか、もう一度思った。既に誰一人いない。当然だ。おれ一人残業だ。

 などと思いながら咥えた煙草のフィルターが下唇に張り付きプラプラとしている。

 ダメだ。やはり本社通達のことを思いなおし、煙草を咥えたままその場を離れ、廊下から非常口の階段踊り場へとペタペタとあるく。

 先週、本社から禁煙の通達が流れた。例外なく、この事務所もだ。

『そうだ、きっぱりとするべしだ。大人のマナーとはこういう時にあるべきものだ!』すべからくルールを守るのが社会人に勤め、とほざく。声を張り上げ、言葉の語気が強く大きくなる。決して俺は小心者ではない。だから喫煙も我慢したのだ。本社の通達に叛くことが怖いわけじゃない。

「ふーっ」吸込んだ煙を見上げた夜空へと吐き出す。

 後ろ頭をガシガシと掻く。非常口の踊り場の縁に両腕を乗せ、身を預ける。もう一口吸う。今度は、膨れっ面で口から洩れる煙。吹かす煙草は一瞬にして薄闇に溶け込んでいく。指と指の間に挟まれた煙草の火口から緩く立ち上る煙は明るい夜空へとゆっくりと吸いこまれる。

 だいたい誰も居ないオフィスなのだから。ちょっとくらいの煙草……、喫煙なんて分かる訳がない、と。――暫く考えた。

 自然と溜息が漏れる。情けない。強がれず項垂れる小心者だ。息巻いても上の人間には面と向って言える訳が無い。

 何気に見下ろすビルの裏面。外階段から薄闇の中、蠢く人影。通用口の横に供えてある横長の腰掛に茶髪に染めた高校生のガキが女となにやらイチャついている。女の肩に腕を回している。その反対の手には火が薄っすらと見える。

 このビルの裏手は、通りからまったく見えない。死角となる通用口に何故か腰掛が置かれているのも変であるが、誰が置いたものなのか管理人もまったく関知しない。

 このヤロー。こんな時間までフラフラして。クソ生意気なガキが色事で遊興しているようじゃこの国も終りだな。こいつら、まさかな……、このまま結婚するような玉じゃねーな。今さえ良ければ、と明日の生き方も将来の人生を描くほどの想像をする事があるだろうか。その前に一発。大人を舐めるな、人が残業までしてろくすっぽ飯までお預け状態。それどころか帰りの電車も危ういのに。更に追い討ちをかけ、苛立ちを覚える。

 ふと思いつきで遣ってみたくなった――。

 駿平はモゴモゴと口に溜めた唾、下を見下ろすと大凡狙いを定める。女を抱き寄せたガキが丁度この真下に移動した頃合に『プっ』と口を離れた。

 腹立ったので唾を落してやった。

 唾が音も無くスーッと消えて行った。

 ほどなくして下から大声で吠える怒声がビルにこだました。

「誰だ!」

 ザマーみろ! 見事命中だ!

 こんな時間にイチャついている奴が悪い。駿平は勝手に自分の都合で頷いた。

 もう一度見下ろす。

 薄闇の中、あいつらはこの場をそそくさと退散したか、どうか? ところが、高校生のクソガキが見上げている。それも半端な面じゃなく、その辺のゴロツキ、ヤクザみたいな形相でだ。

 見下ろしながらそっと引き、階段の踊り場へと半身を隠す。すると視線が合った様に思えた。ゆっくりと空を見上げ、視線を逸らす。

 自分でもはっきりと耳に聞こえるほどゴクリと唾を飲み込み喉が大きく上下した。

 流し目で見下ろすと怒り納まらぬ顔つきで階段を今にも駆け上がろうとしていた。

 駿平は体が引き攣り、吸いさしを下に向って投げつける。結果として更に相手を威嚇することになる。不味い、益々もって状況を悪くしている。

「てめー! そこのおまえ! 待ってろよな! ぶっ殺したる!」

 薄暗い闇の中、目を剥き出し、指さし見上げる姿が分かる。それに恫喝する大声。

 おいおい高校生だろ、そんな怖くていいのか……。物騒なこと言うなよな、たかが唾ごときで。このクソガキの吐き捨てるヤクザ並みの台詞、空いた口が塞がらない。

 ほざいていたガキの姿が階段に吸込まれた。いや、階段を駆け上がる気だ。普通ならガキのほうが逃げるだろう。いや、この場合は俺が逃げるのが普通だ。

う! ヤベ! 洒落にならん。

 今日日の高校生、いったいどうなってるんだ? 泣きべそ掻きそうになる。何が悲しくて、高校生のクソガキにビビらなきゃならんのだ、と思いながらも腰は引け、非常口に戻らずそのまま階段を駆け上がり、駿平は八階まで這うように脚が縺れそうになりながら逃げた。

 そのまま非常口から戻れば、六階のフロアーを虱潰しに探すと一発だと思った。だから、駆け上がってフェイントをかます。八階の非常口から廊下に抜け、建物内の階段で四階まで駆け下りた。そこからエレベータで六階までゆっくりと呼吸を整えながら登った。

 これだけ攪乱すれば、気付かれないだろう。ましてや夜だから面は割れてないはず。以外や以外、咄嗟に浮かんだ考えだが、まずまずと思う。だが、待てよ。虱潰しに片っ端から探していけばひとたまりもない。

 エレベータのドアが両側に割れて廊下の空気が流れ込んできた。ゆっくりと首を出し左右を確認し、誰もいない事を確認して半身を乗り出す。こんな時間に誰も居るとは思えない。それに追いかけられるとは思いもしなかった。気が動転している割には、思いのほか凄く冷静な自分に呆れた。

「ふぅー」大丈夫だな。

 エレベータのドアが閉まりかかる。慌てて両腕で押し開き飛び降りた。

駿平はソロソロと廊下から事務所の入口まで進み、さっとドアを開けて滑り込んだ。念の為に鍵を落し、照明を落す。あたりが一瞬にして薄闇と化す。廊下の非常灯がぼんやりと入口のドアを照らす。

 事務所の壁時計が刻む音。チクチクと刻む音が何時もより耳に飛び込む。

 心臓がバクバクと跳ねる。

 誰かに追われるとは小学校以来だ。同級生の女子と喧嘩したくらいだな。

 男子と女子二名ずつ週単位交替での掃除当番。エスケープしようとしたところを女子に見つかり、先生に言いつけると言い出した。後に引かない女子にふざけてモップで殴りかかると女子から返り討ちを浴びてしまった。一発直撃。モップの柄が脳天にクリーンヒットした俺は引っくり返り、その弾みでバケツの水を教室に辺り一面にぶちまけてしまった。ビシャビシャに服を濡らしたその女子は更に逆上して怒り捲くり追いかけられた。だから中学生くらいのガキに追われても怖いものだ。血迷った人間は子供であろうが、女であろうが怖い。駿平は遥か子供の頃から悟っていたはず。けれどそんな教訓を忘れていた。

 更に脈が早まる。外の廊下に何やら小突く物音が聞える。少し大きくなってきたように思える。小便チビりそうだ。こんな時に限って尿意を催す。堪えれば堪える分、益々催す。股間を押さえ、内股になると両手で押さえつける。そして、堪える為に自然と貧乏揺すりを小刻みにしている。

 足音が廊下に響く。人の気配がし、事務所入口に近づいてくる気配。

 すると足音が止む。

 足音が聞こえない廊下はシーンと空気が止まる。貧乏揺すりもピタリと止まる。

 暫くすると突然、カタカタとドアを揺する音がした。身を引き飛び跳ね、ドアから這うように離れ、その場にうっ伏す。息を殺し、その場でジッとして悪夢が終わるのを堪えた。

すると、『ガシャーン』とけたたましい破壊的な音がして、男の怒声が一喝。

「コラーっ! どこじゃ、ボケ! ここか!」誰に罵声を吐いているのか? 間違いなくこの俺にだ。

「隠れとんのか!」

『ガシャーン! ガシャーン』割れんばかりの衝撃的な破壊音。

 廊下のそこら辺りを蹴飛ばしているようだ。蹴りが入るブチかまされたドアが揺れる。その勢いで非常灯の明かりもチラつく。

 廊下を行ったり来たりする足音と何かを叩きつける騒音が続いた。

 それから、数分、いや数十分。廊下が静かになったと分かる。

「ふぉー」額にジトーっと汗が滲む。

 嵐が過ぎ、何事もなかったかのようにシーンとしている廊下から事務所、壁掛けの時計が午前零時の時を刻んだ。

 膝をついてその場で胡坐を掻いた。大きく溜息を漏らし、項垂れ疲れた。

 少しチビッた。

 もう煙草やめよう、と思った。いや、あそこが唯一憩いの場。しかし、あれごときで一目散に逃げる自分の不甲斐無さに嫌気がさした。そもそも唾を落す自分に問題があるのだが、それでガキに追われるなんて誰にも話せる訳無い。ダサくてみっともなくて……。

 退社したのが午前一時半頃だった。

 辺りに怯えながら鍵を落とし、周りの様子をみる余裕なんてなかった。あのガキがどこかに潜んでないか? それだけでエレベーターのボタンを押して開きかけたドアに滑り込んだ。事務所のある建物は表口がすでに閉まっており、止むを得ず通用口をサッと確認して逃げるように裏口から表へと飛び出る。通りへと一目散に駆け抜けるが、後ろを何度も振り返り、人気を気にしてタクシーを拾った。それでも、アパートのドアの鍵を落とす時まで、ゼエゼエと息を切らし、ビクついていた。玄関先のその場にへたり込むと肩の力が一気に抜ける。

 とんでもない一日。ドン臭い、ダサダサの一日――。

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