X21X
上海の外れ、Shadow Dragonの本拠地は廃墟のような倉庫街に潜んでいた。
霧雨が降りしきる夜、黒澤メイと三ツ木ミミは、黒いジャケットと短いスカートを纏い、ヒールを鳴らして潜入した。
下着はない。
Leonardの命令で中国へ飛んで三日目。
Hung Laoの首を取る。
それが、首輪を外す鍵だ。
メイは無表情で倉庫の扉を押し開けた。
中は薄暗く、鉄の臭いと汗の匂いが混じっていた。
Shadow Dragonの配下――二十人ほどの男たちが、テーブルを囲み酒を煽っていた。
Hung Laoの部下たち。
全員、銃とナイフを腰に下げ、警戒心が薄い。
ミミがメイの横で小さく笑った。
「メイちゃん、始めるよ!
あたしたちのスペシャルショーで、みんな溶かして糞まみれにしちゃおう♪」
メイは頷き、右足を上げた。
スカートが捲れ上がり、白い太腿が霧雨に光る。
シュッ、シュッ。
黄金色の奔流が弧を描き、テーブル中央へ飛んだ。
液体が酒瓶を溶かし、男たちの顔と胸に直撃。
皮膚がジュッと泡立ち、肉が剥がれ落ちる。
悲鳴が倉庫に響いた。
「ぎゃあっ! 何だ、これ!?」
五人が即座に崩れ落ち、内臓が溶け出し、骨が露出。
残りの男たちが立ち上がり、銃を抜く。
ミミが跳ねるように前に出た。
スカートを捲り上げ、尻を突き出す。
「えいっ! みんな、こんにちはー!」
ブシュッ、ブシュッ、ブシュッ。
黒褐色の毒便が扇状に飛び散り、八人の男たちの顔と体へ直撃。
触れた瞬間、皮膚が腐り、肉がどろりと溶け、内臓が発酵したように崩壊。
男たちは床を転がり、絶叫しながら原型を失う。
メイは動かず、連続放尿。
黄金の酸が残る男たちを正確に貫き、喉や目を溶かす。
銃声が数発上がったが、弾は霧雨に逸れ、彼女のジャケットをかすめるだけ。
ミミが尻を振りながら、次々と毒便を浴びせかけた。
「ほらほら、もっと味わって!
あたしのスペシャル便、効くでしょ♪」
倉庫は十数分で地獄と化した。
二十人の男たちは、溶け、腐り、床に肉塊の山を成す。
血と尿と糞の臭いが、霧雨に混じって充満した。
だが、一人だけ生き残っていた。
若い男。
胸に浅い傷を負い、壁際に縮こまっている。
メイはゆっくり近づき、足を上げた。
黄金の滴が、彼の頰を伝う。
「…Hung Laoは、どこ」
男は震え、目を逸らした。
ミミがメイの横にしゃがみ、にっこり笑った。
「メイちゃん、任せて!
あたしが、優しく聞いてあげるよ」
ミミは男の前に立ち、スカートを捲り上げた。
白い尻が露わになり、男の顔の上にゆっくり腰を落とした。
スカートが顔を覆い、柔らかな尻が鼻と口を塞ぐ。
「んっ…ふふ、息、できる?
暴れないでね。
お話聞かせてくれたら、優しくしてあげるから」
男はもがき、息が苦しくなる。
ミミは体重をかけ、尻を押し付けた。
そして、ゆっくりと力を込める。
ブシュ…。
小さな音とともに、温かい塊が男の顔に触れた。
毒便の先端が、ゆっくりと押し出される。
腐臭がスカートの下で広がり、男の皮膚が即座に反応。
ジュッと溶け始め、肉が腐り落ちる。
「う、うわぁっ! やめろ、溶ける! 話す、話すから!」
男の声がくぐもって響く。
ミミは動きを止め、尻を少し浮かせた。
「ほんと?
Hung Laoは、どこにいるの?
本拠地は?
正直に言ったら、楽にしてあげるよ♪」
男は涙と鼻水を流し、喘ぎながら吐き出した。
「…二階のオフィス…!
Hung Laoは今夜、取引で…裏口から…護衛十人で…!
もう、許してくれ…!」
ミミは満足げに頷き、再び尻を落とした。
「いい子だね。
じゃあ、バイバイ♪」
ブシュッ。
残りの毒便が、どろりと男の顔に落ちた。
皮膚が溶け、肉が崩れ、内臓が腐り落ちる。
男の体が痙攣し、絶叫が途切れた。
ミミは立ち上がり、スカートを払った。
「メイちゃん、聞いた?
二階だよ!
行こう、Hung Laoの首取っちゃおう!」
メイは無言で階段へ向かった。
黄金の奔流が、体の中で静かにうねる。
だが、階段を上りきった瞬間――
ガチャリ。
扉が開き、巨漢の男が現れた。
黒いコート、顔に古い傷跡。
Shin――Hung Laoの将軍の一人。
彼の後ろに、護衛五人が銃を構える。
Shinの目が、冷たく光った。
「…日本人の雌どもか。
配下を糞尿で屠ったな。
お前たち、死肉だ」
メイの瞳が細まった。
スカートの下で、黄金の予感が強まる。
ミミが尻を軽く振った。
「えへへ、死肉?
あたしたちのショータイム、始まるよ♪」
Shinの唇が歪んだ。
銃声が、倉庫に響き始めた。




