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十六話-1
………
…正義の味方を気取るつもりは無かった
だから、私が"そう"思われていても
特に気にしなかった
誤解されようがそんな事は関係無かった
ならば、何故そんな事をしたのか?
それは、私にしか出来なかったからに過ぎない…
それは、別に義務感とかそういうものでも
宿命とかそういう運命的なものでもなかった
誤解を恐れないなら気まぐれみたいなものだった
でも…
ただ、守りたかった
そんな気持ちでもあった
動機と言う面では、それが一つ
そして、もう一つは…
結局は自分
そう、自分と彼女の為だった
-Y-




