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残月光  作者: 結城コウ
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一話-4

結局、その日は由美先生が来る事なく終わった


まぁ、休みなんだから、当たり前だけど


「帰ろう、サキ」


『あ、うん…』


私は幼なじみである優乃と一緒に登下校する


子供の頃からそうだったので、特に違和感を感じていなかったが


中学の頃は付き合ってるんだと勘違いされていた


…別に、私達は幼なじみってだけでそれ以上、特別な関係じゃないと思う



…帰路


「ん?

"Coal"が入ってる

誰だろ?

学校にいる時間に」



…Coal


遠くにいる相手と会話したい時に使う魔法である

簡単なものなので、

魔法を覚え始めた小さな子でも使える



ちなみに、メッセージのみの魔法をMailと呼ぶ


Coalより簡単な魔法なのだが、応用技術なので


Coalが生まれてしばらくしてから誕生したものである



『かけ直したら?』


「そうだね、先に行ってていいよ

歩きながら、だと危ないし」


『わかった』


学校内でのCoalは基本禁止なのでShutdownが義務付けられている


Shutdownとは外部からのCoalなどをその名の通りシャットダウンする事で後から履歴などで知る行為である


ちなみにCoalを使うと


集中力がそちらに行くため


周りに注意しないと怪我をしてしまう

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