表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
残月光  作者: 結城コウ
54/144

九話-3

「久しぶりね

エリサちゃん」


「…久しぶりって言う程、前だったっけ?

まぁ、久しぶり

エリサちゃん」


「あ、久しぶりです

お姉さん…とお兄さん」


卯月が微妙な顔をしている横で睦月は笑いを堪えていた


「ぷ…くくく…!

と、ところで、どうしたの?今日は?」


「あ…えっと…

その…」


エリサはチラっと兄の顔を見た


「…お兄ちゃん一人だと心配だから…」


夜代からすれば気持ちのいい事では無いだろうが夜代は素知らぬふりをしていた


「ふーん…いい子じゃないの

ねぇ?」


「え、あ…うん……」


卯月は返答に困っているようだ


その時、部屋に刑事が二人程入って来た


一人は見覚えがあった


俺達の救助に来た刑事だった


「あー…皆さん、お揃いのようで…

俺…じゃなかった

私は秋里と言う者だ」


見覚えのないほうの刑事はどうやら、敬語を使おうとしているが苦手らしい


「…先輩

それじゃあ、何処の秋里さんかわかりませんよ」


「む…まぁ、待て八島

えーと、私は対テロ対策室の刑事だ

…君達の事は妻から聞いている

出来れば、妻と同じような感じで接してくれれば嬉しい」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ