表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
残月光  作者: 結城コウ
53/144

九話-2

…事件から数日後



しばらくの間、学校は休校になるという事を伝えられ、


何をするでもなくただ、ベットの上で呆けていた俺・水無月 由樹は例の如く、葉月からの"Coal"で魔法警察局に来いと伝えられた


…俺に連絡がある時は基本的にどんな用事でも、葉月を経由してくるのだが、


俺自身、それが当たり前になってしまい


突っ込む事を忘れていた




…で、魔法警察局に行き


受付に連絡のあった事を伝えると


少し広い部屋に通された


中にはクラスの連中が揃っていた


「ブービーだよ、由樹くん」


葉月が迎えるように俺に寄って来た


『…そうか』


そのまま、俺と葉月が部屋の真ん中辺りまで進んだ時、


-チリン-


後ろで鈴の音がなった


「また、1番最後ね

夜代君」


文月が少し責めるようなニュアンスを込めて言った


部屋に入った夜代はばつが悪そうな表情をした


その時、夜代の影からぴょこっと小さな影が飛び出した


「ごめんなさい、私が無理について来ちゃったから、お兄ちゃん遅れちゃって…」


(夜代の妹…確かエリサとか言ったか)


エリサは兄に引っ付いたまま彼の前に立った

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ