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八話-3
俺の意識が回復したのは治療魔法が俺に施されたからだった
そこは学校の校庭だった
救急隊員などではなく魔法警察の人間が
応急処置を施したようだった
あれからあまり時間も経っていないように見えた
クラスメート達が、俺を見下ろしていた
「由樹くん!」
俺が目を覚ました事に気付いた葉月が俺に抱き着いた
『うわっ!
…葉月…』
「心配したんだからぁ!
ばかばかばかぁっ!」
『あ、ああ、悪い…
えっと…文月?』
「状況の説明ね」
こういう時、飲み込みが早い奴は助かる
『ああ、頼む』
「魔法警察の電撃作戦で、ほぼ全校生徒、教師は開放されたわ」
『じゃあ、解決したって事か?』
「結論を焦らないで、まだ黒ずくめの集団…"ファントム"は
生徒数名を人質に屋上で抵抗してるわ」
("ファントム"…やはり、あの集団はそうだったのか)
「一応、救出された生徒は速やかに学校から脱出する事になっているのだけど、
パッと見、酷い外傷はなくても怪我をしてるあなたと霜月君は先に手当てをしようとまだ、ここに居る訳よ」
「それで…」と、文月は続けた時、
校舎から校庭までの空間で巨大な破裂…いや、爆発音が響いた




