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残月光  作者: 結城コウ
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六話-5

第3準備室は


準備室とは名ばかりの物置部屋だ


普段は魔法錠が掛かっているが今はキャンセラーによりただの錠前に成り下がっている


鍵を壊すのは抵抗があったが


明かりを点けず


パッと見、錠が壊れてないようによそえば


いい隠れ場所かも知れない


「でも、逆を言えば

見付かれば逃げ場は無いよね」


神無月がそう言った


「確かに

でも、それは多分何処も同じよ

ライセンスがもう一枚あればよかったんだけど…」


そして、文月が答えた


「とりあえず、ここでいいだろ…師走

二人を探しに行こうぜ」


「待った

僕の記憶が正しければ確かこの部屋の何処かに…あった!」


そう言うと師走は錆付いた金属の塊らしき物をいくつか引きずり出した


「へぇ…マジックツールじゃない

かなりの年代物ね」


睦月が言ったマジックツールとは…


別名、魔法具又は魔術具と呼ばれる物で


簡単に言うと魔法の補助をしてくれる代物だ


魔法銃等がいい例だろう


例えば、魔法銃無しでも衝撃波を作り出せるが


魔法銃を使えば


素手でやるより、簡単にかつ強力な衝撃波を作り出せる


つまり、特定の魔法の発動の簡易化と効力の強化が可能なのだ

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