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残月光  作者: 結城コウ
33/144

六話-1

-魔法警察対テロ対策室-


「大変です!

人質篭城事件発生!

"ファントム"らしき集団が学校に立て篭もったそうです!」


「なに!?

…何処の学校だ?」


「そ、それは…」


「…まさか…」


「…はい」


「く…ッ

…わかった」


秋里先輩の奥さんは秋里由美って言って


学校で教師をしている


…つまり、そういう事だろう


『…学校に立て篭もった

この時間からして、人質は…』


「ほぼ全校生徒と全教師です」


『…犯人らの要求は?』


「未だありません」


『なに?

なら、何故学校になんて…』


「…どちらにしろ行ってみるしかないだろう」


『…先輩』


「そんな顔をするな

俺は大丈夫だ

…詳しい状況を教えてくれ」


「はい、まず

犯人らはマジックキャンセラーを使用

後に、学校を占拠したとされます」


『犯人らはどれほどの人数だ?』


「わかりません

…ただ、学校を占拠する手際から多からず、少なからずと推測されています」


「成る程…

…応援の手配を頼む

八嶋、最初に現場に向かうぞ!」


『は、はい!』


(焦ってるのか?

随分、強引だな…先輩)

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