表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
残月光  作者: 結城コウ
24/144

四話-5

先生は銃を突き付けられたまま


教壇に向かって歩いていく


銃を持った何者かは

せかすように銃で先生の腕をペチペチと、叩いたが先生は「ひっ!」と怯えてしまった


銃を持った何者かは全身黒づくめで顔は何か黒いヘルメットのような物で隠れてる


その姿はこの教室に置いて異分子


居てはいけない人間だ、ってオレは思った


先生が何とか取り直し、


口を開けて何かを言おうとするが


怯えの為か


パクパクとなるだけで


後は時折鳴る


怯えから来る先生の奥歯のカチカチといった音しかなかった


痺れを切らした黒づくめヤローは教壇に向けて銃をぶっ放した


-バゴォオンッ-


「きゃあああッ!!」


悲鳴の主は先生ではなかった


葉月辺りだと漠然と予想したが、


どうやら、弥生だったらしい


「キュルル!」


黒づくめが意味不明な言葉を発した


しかし、先生はそれを理解したらしく顔色はさらに青みを増した


多分、黒づくめが使ったのは


"SpeedWord"と言う魔法だ


言葉を高速に発し


特定の人間以外に伝わらないようにする


って言う魔法…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ