四話-4
結局、譲り合ってるのか
譲らないのか
わからない会話を交わした後、
二人は一瞬に雑巾を洗いに行く事になった
「長月、そろそろ授業始まるぞ
席に着け」
水無月に言われて
オレは
『ン、りょーかい』
と、答えて席に着いた
席に着いてから
チャイムが鳴るまでに二人が帰ってくるといいなと思った
如月がまたなんかドジ踏んでよけいややこしくなってそうな気がしてならないが…
そうこうしている内に
チャイムが鳴ってしまった
先生はまだ来ていないが
二人もまだだ
…5分程待っても
二人も先生もやって来ない
「おかしい…」
弥生がそう呟いた
確かにおかしい
二人は多分、如月がとんでもないドジを踏んだと思えば説明がつくが
先生が来ないのはおかしい
この時間の担当の由美先生は
時間にきっちりした人で
今まで、チャイムが鳴る前にやって来る事はあっても
チャイムから5分以上も遅れるなんて今までなかった
「仕方ない、誰か呼んで来てもらおう
日直は誰だ?」
水無月がそう言った時
ガララ、と扉が開いた
由美先生だった
しかし、瞬間、教室の空気は凍りついた
理由は
由美先生が顔面蒼白だったのと
先生の後ろに魔法銃を持った何者かが居たからだ




