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最後の1ピース  作者: 四月いつか
第1章 父の告白
17/24

想い

僕は姉と電話で話した。

親父の容態は少しずつ病状が進行しているとの事だった。

やはり悪くなっている。


どうすれば良い?


親父が何を望んでいるかは明らかだった。

母や姉に全てを話して麗子さんとルカに合わせるか?

しかしそれは我が家にそれ相応のダメージを与えるに違いなかった。

特に母に与えるダメージは相当なものになる。

母は盲目的に父に従ってきた。

父を尊敬していたし、昔から父のする事に間違いはないと信じきっていた。

そんな父が自分以外の女性と恋愛をし、子供まで作っていたと知ったら。

心に負う傷の大きさは計り知れなかった。


物事には『知らなくて済むならそうした方が良い』事もある。

僕はどうしても事実を母に打ち明ける事が出来そうになかった。

鉢合わせしない様にタイミングを見計らって、強行突破で麗子さんとルカを病室に呼ぶか・・・

結局はそうする事が1番の様に思えた。


僕は麗子さんに電話をした。

近日中に会えないかと尋ねた。

『私は「自由業」でほとんど家に居る。だからいつでもいらっしゃい』

との返答だった。

父と会って貰う様に麗子さんを説得しなければならない。

きっと会ってくれるはずだ。


3人は会うべきだと、僕は強く思った。



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― 新着の感想 ―
[良い点] ルカちゃんと麗子さんの覚悟が「会いたい」に対して、律君は自分の家族との思いのせめぎ合い。オヤジ〜、律君の優しさにどうするんだ! ルカちゃんは律君を兄として信頼しているのに。 [気になる点]…
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