坑道へ
「今、カルデオで一番ホットな鉱物と言えば攻略から採掘できる魔石よ。こっちは色々種類があるから省くけど、魔石でも高品質の針は作れるわ。魔術師が使う杖の核にだって使われているぐらいだし、加工はすぐよ」
「人間で言うところの心臓ってことですか」
「大体そんなトコ。でもこっちは競争率激しいわよ? 今じゃ冒険者同士、採掘する為の縄張りまで張っているから新参者がノコノコ来たところで争いの元になるんじゃない? それでもやるっていうなら誰も開拓してない場所を確保するしかないけど……正直オススメしかねるわね。揉め事になった時、そこにいる女子だけで対処できる?」
「……難しいわね」
タルワールの問いに、アリスティアが考え込んでから答えた。
「手段を問わない、というのであれば話は別ですが、今後のことを考えれば揉め事は絶対避けるべきだし、私達もくだらないことで怪我したくないわ」
「そいういうコト。まぁ魔石は大地の恵みでもあるし、何処かで活性化している魔力の間欠泉を運良く見つけることを祈ることね。たまーにだけど、枯渇したスポットが突然変異で活性化することもあるって話も聞いたことあるけど……まぁそこは関係ないからいいわね。んで、ミネラルワームから取るってやり方だけどこっちは単純よ。連中は魔鉱物を食べ続けて命を繋ぐ魔物なの。若い成体はともかく、長生きしているやつだと体内で高純度化した鉱物を持っていることがあるの。アタシが若い頃はそれ目当てで沢山の炭鉱族総出になってミネラルワーム狩りをしたものよ」
(若い頃って……他種族の感覚だと一○○年ぐらい昔? でも怖くて聞けないな)
相手はオカマだが、歳を聞いてはいけない……漠然とそんな予感を覚えた白南風は口を紡ぎ、意識を思考に割く。
「材料のアテは分かりました。次の問題は値段の方ですが……」
「そっちは勉強してあげるわよん。そもそも腰痛治せる魔術使えるのってシラハエちゃんだけだもん。こっちも商売だし、無料は無理だけど前と同じ価格でやってあげるわ」
「助かります」
これで一つの懸念は解決できた。
残りは現地入りして材料を取ってきて、現物を作るだけ。
事前に護衛達には旅の行程が遅れるかも知れない旨を伝えてあるし、彼女達もそれを承諾しているが、早いに越したことはない。
「道具は昔私が使ってたのを貸してあげる。ミネラルワームの生息地は……ギルドが把握してると思うからそっちに訊いてみたら?」
という訳で──
タルワールから道具一式を借りた一同は再び冒険者ギルドに戻り、ミネラルワームの居場所について心当たりがないか尋ねてみる。
「ミネラルワームぅ? 今時あんなの相手する冒険者ってのは珍しいね。……あぁいや違うか。アンタ達新参モンだから縄張り争いできねぇクチか。……そうだな、三番坑道に奴の巣らしき洞穴があるからそこ行ってみたらどうだ? あぁそうそう、一番から五番までは掘り尽くされた後だから絡まれる心配はないと思うが、気ぃ付けろよ」
ぶっきらぼうながらも有り難く忠告を受け取り、ついでに坑道の地図を買って今日の行動は終わりにする。
夜の帳が降りたにも関わらず、昼間のような活気を店ながら坑道へ向かい、或いはリュックサックや鞄の中に限界まで魔石を詰め込んだ冒険者が我先にと人を押しのけて換金所へ向かう──そんな彼等と同じように夜の坑道へ出向く気にはなれないし、無念の死を遂げて死霊となった鉱夫が沸いた日には目も当てられない。
「せめてお風呂ぐらいには入りたかったわね。川で水浴びして汗流すとか、この季節じゃやりたくないわね。……おぉぉぉぉ、効くぅ~。もうちょい上……そうそう、ほわぁ~」
(オッサン臭い……)
他の護衛達が確保した野営陣の一画で、契約通り白南風は希望者に対してマッサージを行っていた……因みに今日の分は彼女で最後で、他の隊員は文字通り心身共に軽くなった身体と共に見張りをしたり仮眠したりしている。
年相応の恥じらいは何処へやら……慣れた動作で上半身を脱ぎ背中を晒した、堂々過ぎる彼女の行動に感動すら覚えつつ、黙って仕事を始めるがこのアリスティア……出す声がいちいちオッサン臭いのだ。
オッサン臭い声を上げながらもその美貌を損なうことなく、奇跡のバランスで彼女の魅力を保っているが正直、どうでもいい。
「まだ知り合ってそんなに経ってないけど……おほっ、私達結構……おぅ、仲良くなったと思わない?」
「休憩時間にシャルロットの稽古を見てくれてありがとう御座います。お陰で彼女も上達したと喜んでいました」
行軍中に設けられる休憩時間では、手の空いている隊員が気を利かせてシャルロットに技術指導を兼ねた稽古を付けている。
聖凰騎士団の面子は予算面でかなり贅沢ができる大手クランなので隊員達は一通りの武芸を身に付け、それを仕事に活かしている。
「そんなこといいわよ……むはっ。シャルロットちゃん素直だしぃ~、はぁー。そうそう、もうちょっと中を魔力でグリグリこね回す感じで……」
「アリスティア様、本当にありがとう御座います。お陰で旅の間も良い訓練が積めました」
「真面目過ぎるのよぉ~。それに先生だって、若い女の子の身体触った方がいいでしょ~」
「……何かあったんですか?」
口に出した言葉に微妙なニュアンスが含まれていることに目敏く気付いた白南風が水を向ける。
アリスティアは『やっぱり分かっちゃうかぁ~』とでも言うような表情でポリポリと頬を掻く。
「水面下でだけどさ、先生の力結構話題にあがってるみたい。主に治癒魔術師達の間で。……どっこいしょ~っと」
マッサージが終わったタイミングを見計らって台から降りて上着を張り、白南風と向き合う。
「教会が動いているってこと?」
「動いてるのはもっぱら下っ端かな? まっ、動いていると言っても有益そうだから勧誘しようっていう動きかな? でもほら、そこから先生の魔術が漏れたら大変だし、何より教会に所属したらもう今の仕事出来なくなるでしょ?」
それは困ると、白南風は素直に認めた。
何だかんだ言って今の職場は悪くないし、キャスト達と話すのもだって楽しい。
……彼女達が自分に話題を合わせているだけかも知れないけれど。
「先生って一応、フリーだよね? 冒険者登録抹消されてる」
「そうなるかな。住民登録はしているけど」
「うーん、だとしたらちょっとまずいかなぁ。面倒事避けるなら早めにどっかの組織に匿ってもらうか、思い切ってジオドール様に相談するとか」
「冒険者ギルドに庇護を求めるのは駄目なんですか?」
「うん、シャルロットちゃんそれ悪手。冒険者ギルドもそうだけど教会って何処の組織とも大抵繋がりやお付き合いがあるから。それこそ四英雄並みの功績でもないと絶対利用される。打算アリで先生のこと匿ってくれそうなのは宵闇の鷹ぐらいじゃない? うちもまぁ……お世話になっていると言えお付き合いがない訳じゃないから難しいところね。そもそも私、団長じゃなくて代理だから」
アリスティアあくまで権限をクリスティーナから預けられただけの存在だ。
ある程度のことは定期的に送る報告書でハイお終いで済むが、それで済まされないケースというのは往々にして存在する。
今、教会所属の治癒魔術師が掴んでいる情報は毒治療に特化した特殊な魔術を使える希有な存在だが、もし彼の魔術が正しく伝われば?
ジオドールには懇意にしてもらっているが契約的な繋がりはない。
メリビアに点在する娼舘とは契約を結んでいるが、教会相手だとどうしても力不足である点は否めない……上客の中にはしれっと聖職者も混じっているが、都合が悪いことなので認めることはないし、藪を突いて蛇が出てきたら元も子もない。
「そういう訳だからさ、先生も気を付けてね。それに組織が相手だったら一人で動くよりも誰かに相談した方がいいよ。誰にも相談できない立場ならまだしも、先生は違うでしょ? だから絶対一人で悩んじゃ駄目」
「わ、分かった……」
アリスティアの凄みに押されて、反射的に頷く。
経験者は語る──とでも言うべきか、先の彼女からはそのようなオーラを、確かに感じ取れた。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
明けて翌朝、朝食をしっかり摂ってから一同は三番坑道へ向かう。
綺麗どころの多い、護衛部隊を引き連れての移動なので街中では酷く目立ったがいざ現地に着けば冒険者どころか地元の鉱夫の姿さえ見当たらない。
(線路に錆だらけのトロッコ……本当に鉱山って感じだな。ていうかこの世界にもあるんだな、線路にトロッコ)
もしかしたら技術さえ伝えれば蒸気機関も作れるのではないかと、一人勝手に想像しながら坑道を歩く。
三人が横に広がって歩ける程度には道幅が広いのは作業スペースを確保する為か。
アリスティアを先頭に、シャルロットと白南風を囲んだ三角円陣を組み、その中心で白南風が地図を持ってナビゲートする。
(こういう場所ってアンデット系の魔物が湧いていると思ったんだけど……)
坑道に入ってからというもの、それらしき魔物に遭遇する気配はない。
何もない方がいいに決まっているが、戦闘を覚悟していた彼としては些か拍子抜けなところもでもある。
「……あ、この先の洞穴がミネラルワームの巣になってる」
「分かったわ。強化魔術使うから少し待って」
アリスティアの指示の下、全員が同じように自己強化魔術を掛けていく。
魔術を使える人間は国全体から見れば少数だが聖凰騎士団のメンバーは皆、魔術を習得しているらしい。
「流石に無詠唱で使える人は少ないけどね」
事実、汎用性の高い魔術であっても選出したメンバーの中には普通に詠唱をしている娘もいた。
アリスティアでさえ、一言二言の短い詠唱を経て魔術を発動させているぐらいだ……無詠唱というのはかなり高度な技術らしい。
(あれ? じゃあなんで俺は無詠唱できているんだ?)
今更ながらそんな疑問がよぎるが、場所が場所なだけにすぐ意識を切り替える。
強化を終えてからミネラルワームの巣と思われる洞穴へ踏み込む。
至るところに穴が開き、何かが通り過ぎたような痕跡が見られるがどれも古い。
耳を済ませて見ても奴等が穴を移動している音も聞こえない……既に放棄された後のようだ。
「御主人様、あれ……」
「ん? ……なんだありゃ?」
シャルロットがランタンをかざしながら奥の壁を指差す。
釣られて目を向けると壁の隙間から糸のように細い光が僅かに立ち上っているのが見えた。
「魔力の間欠泉ね。私も見るのは初めてよ」
「へぇ。あれがタルワールさんの言っていた……」
周囲に気を配りながら魔力の間欠泉へ向かう。
僅かな光が漏れている隙間を覗いてみると小指の爪ほどではあるが、小さな魔石ができていた。
「これは……商品にはならないわね。何かが原因でここに魔力の間欠泉が生まれたのでしょうけど、このままのペースだと最低限の魔石になるまで……そうね、一○年は掛かるんじゃない?」
「気の長い話だな」
アリスティアの軽口に同意しながら何気なく鉱脈に指を当てると、指先から這い上がるような、慣れ親しんだ違和感を覚えた。
この違和感は知っている……整体魔術を駆使して身体に触れているとき、身体に異常があると指先から感じ取れる感覚だ。
「御主人様? どうなさいましたか?」
「…………」
シャルロットの言葉を聞き流して意識を指先に集中し、患部を探る要領で【シックソナー】を使ってみる。
細い魔力の流れをどんどん遡っていくと坑道の真下に大きな流れの源となる起点にぶち当たった。
(原理とか良く分からないけど、魔力の間欠泉も生命の定義に反映されているのか? だとしたら地脈とか水脈、もしかすると龍脈も探れるんじゃないかこれ?)
「御主人様っ!」
「ん? ……あぁ悪い、ちょっと魔力の流れを辿ってた。無視して悪かった」
「魔力の流れって……そんなことできるの?」
「やり方はマッサージと同じかな。人体に宿る魔力とその流れの把握……それを大きな規模でやってるだけです」
何てことのないように言ってみせた白南風だが、クリスティーナから魔術の手解きを受け、魔術師としての知識も併せ持つアリスティアにとっては衝撃的な発言だった。
魔力を探るという行為は、記憶を頼りに落し物を探す行為に近い。
無くした物を落としたと思われる範囲が狭ければ当然、見つかる可能性は高くなるし捜索範囲も狭いし簡単だ。
しかし、それが家全体、近所、町全体と規模が大きくなっていけば記憶が曖昧になったり、候補が無秩序に増え、果ては何時・何処で無くしたのか分からない──という状況からスタートする。
これは白南風が毎日のように人間の身体を相手にしていたことが原因だ。
血肉、臓器、血管、神経、人体のツボに至るまで全てを把握するような訓練を毎日欠かさず続けてきた努力の賜だ。
事実、この魔術を使い始めた頃は勝手が分からず、何も成果を掴めないまま魔力切れになったことは一○や二○ではきかない。
本人も知らないうちに最高の環境で最高の訓練をしてきたからこそ、局地的な魔力探知能力が秀でたと言って良い……当然、本人に自覚はないが。
(この真下に何かあるってことが分かったし、行ってみる価値はあるかな?)
地図を広げて、現在位置と魔力探知で察知した場所を照らし合わせてみる。
ミネラルワームが掘り空けた洞穴も仔細に記された地図だったので件の場所は徒歩でも行けることが判明したが、それが文字通り穴として繋がっているだけという新たな問題も浮上した。
「まぁ、縦横無尽に移動する魔物だからね。それにろくな装備もないまま洞穴を進むのは得策じゃないわ。これが本当に破棄された巣かどうかも分からないし、ね」
「そうですね。洞穴の中でばったり遭遇した場合、私や御主人様では太刀打ちできないと思います」
「やっぱ破棄された坑道から探し当てるのは難しいか」
「あの、先生の整体魔術で鉱脈を活性化させることって出来ないんですか?」
『……はい?』
隊員の一人が何となく提案した内容に、一同は同じタイミングで首を動かし、穴が空くほど隊員を凝視する。
一瞬にして大勢の視線に晒された彼女はビクつきながらも無言の圧力に負けて、説明を始める。
「だ、だって先生の魔術は調子の悪いものを調子の良い状態にする魔術ですよね? それに自然も大別すれば命そのものですから、大地の一部だと言われてる魔力の間欠泉にも適応されたってことは何処か調子の悪いところを探り当てれば活性化すると思った……んです、けど……」
『…………』
(その発想はなかったな……)
今までずっと人間ばかり相手にしてきたからこそ、そういう発想には至らなかった……盲点とはまさにこのことか。
思えばメリビアを経つ前、長耳族の王女・エアルの前で世界樹の苗木を治療してみせたのだ。
理屈の上ではそういうことが出来ても不思議ではないが、自分でも知らないうちにこの魔術は生き物にしか効果がないと思い込んでいたようだ。
「まぁ、理屈はもっともだけど……やっても平気かどうか、そこが心配なんだけど」
「少しでも異常を感じたら辞める……でいいんじゃない? 先生ならその辺の線引きもしっかり引けると思うし、私は信用するわ」
「……そうですね。やるだけやってみますか」
アリスティアからお墨付きを貰ったところで再び魔力の間欠泉に魔力を流す。
先の作業は魔力の流れを遡ることに意識を集約していたが、今度は流れ全体を把握する作業……故に難易度も跳ね上がる。
いつもより慎重に波状に変質させた魔力を音波のように飛ばし、捜索範囲を絞っていく。
当然、人間よりも何百倍と大きな存在を精査する作業ともなれば時間も相応に掛かるし、白南風にとっても未知の領域だ……楽観視は出来ない。
そうして意識を集中させて慎重に検査を進めていくと、彼の頭に一つの原因が浮かび上がった。
(この魔力の間欠泉……人間に例えると血管の部分か? そこになんか不純物が固まってそれで流れが塞き止められてる感じがするな)
このとき、彼の頭に漠然と魔力の間欠泉の中に出来た結石が原因ではないかという仮説が生まれた。
勿論、彼は医者ではないので結石について語れるほど知識はないが、イメージとしてそういう症状ではないかと思った。
(結石らしきものは……固いなこれ。頑張れば砕けるけど何が起こるか分からないし止めよう。……ていうかこの結石、全部鉱脈の近くにできてるじゃん)
もしかすると、魔石の鉱脈が枯渇した原因は採掘する際に魔力の間欠泉から不純物が混ざり、それが蓄積して塞き止められて魔石が取れなくなったのが原因かも知れない。
ならばいっそ、流れの悪いところは思い切って封鎖してバイパスを作って流れを変えた方が良い。
(似たような作業は良くやったし大丈夫だろう)
タツヤがそれを聞けば『そいつはフラグだ、止めろ!』と言ったかも知れないが、生憎彼はこの場にはいない。
丸太よりも更に一回り大きなバイパスをイメージして流れを作りたい場所へ設置してスポット同士を開通させる……魔術回路の修理・修復の延長作業に過ぎないと思っていたが人体よりも遙かに抵抗が大きく、予想以上に魔力を消費してしまう。
結局、作れたバイパスは三本が限界で、それ以上は魔力が足りず作業を中断せざるを得なかった。
「ふぅー……これ以上は魔力が足りない」
「……失敗ってこと?」
「いえ、成功です。見てください、ほら……」
白南風の指摘に答えるように、それまで細い糸のような光しか立ち上らなかった魔石の鉱脈からどんどん強い光が立ち上っていく変化が見てとれた。
今回の作業では最終的に女性の腕ぐらいの太さにまで回復したが、もう何度か作業を続ければより強い光が漏れるのは間違いない。
「凄い……流石は御主人様です。先程とは目に見えて違います。それに、あの魔石が魔力をどんどん吸収して成長しているのが分かります」
「えぇ。魔石の大きさは充分……私達が欲しがる規格に成長するまで半日ってところかしら。……本当、先生の魔術って色々とデタラメね。クリスティーナ様が見たら卒倒するかも」
「病人が卒倒したら洒落になりませんよ。それより、これで目標は達成しましたから後は──」
「ちょっと待って! …………何か近づいてる」
刺すような声で白南風の言葉を中断させ、神経を耳に集中させるアリスティア。
いつもの様子と違うことを即座に察した二人は僅かな物音一つ立てないよう細心の注意を払い、静止する。
自分の作業が原因で崩落の引き金を引いたかも知れない──そんな悪い考えが頭に浮かび、冷や汗が流れる。
だが違う──アリスティアより遅れて自分の耳に聞こえてきた音は崩落の音ではない……何かが地面を高速で這って移動するような音……。
坑道の中で、這うように移動するモノ……そんな存在は、一つしかない。
「ミネラルワームが来たわ」
アリスティアが、淡々とした口調で事実を告げた。
次回は24日に……更新できるよう頑張ります。
なるべく頑張ります…………。




