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冒険者ギルド ※

4階建てぐらいの建物の看板には『剣と杖』らしきものが、交わっていた。

この町で言うならば、この建物が一番大きいく見えるので、俺の探している建物だろうな。


「恐らくこの建物が『冒険者ギルド』何だろうし、入ってみるか」


◆  ◆  ◆  ◆


ガヤガヤ。ガチャガチャ、ガヤ。


『冒険者ギルド』の中では、大勢の人が酒などの食べ物を飲んだり、食ったりしている。

……何と言うか、想像していた通りの場所だな。何か、生臭い臭いもしてるし、男性はともかく女性は気にならないのかな?


「だがよく見ると、きれいに男性のいる席と、女性のいる席が分かれているな」


つまり、気にしていると言うことか……。

まあ、そんな俺に関係ない事はどうでも良いとして、登録は何処でするのだろうか?

ラノベなんかだと、受付嬢みたいな人がやってくれるんだけど、この世界にもそんな人が居るのだろうか?


「んー、あっ、居た居た。すみません」

「はい、何でしょうか?見たところ、このギルドは初めてのようですが?」

「凄いな。そんなことまで暗記をしているのですか?」


俺は、何人か受付嬢っぽい人が居たが、その中で一番かわいい人のところに行った。



……決して、やましい気持なんかなかったぞ?………多分。

―――――それにしてもいかんな。どうしても初対面の女の人相手だと、敬語になってしまう。

男なら普通にため口で会話できるんだが、俺もまだまだ子供って事なんかね。


「ええ。『冒険者ギルド』が、冒険者の事を知らなかったら、犯罪者が入って来ても対処出来なくなってしまいます」

「考えてみれば、確かにその通りですね」

「はい!なので、ギルド員になる際はそういった感じの能力の試験もあるんですよ!」


さっきまで静かだったのにギルドの事になったら、急にテンションが上がったな。ギルドに何か恩でもあるのかね?

それにしても……困ったな。ここまで興奮していたら、中々止められないんだけど……。


「ミリア?あんたこの人が困ってるから、程々にしなさいよ?」

「へ?セリナさん、どうしてここに?」


ミリナに、セリナと呼ばれた人は、確か少し離れたところで受付嬢をしていた女性だ。確かに、セリナの気持ちも分かる気がするな。


まあ、さっきまでの俺に、ミリアを止めることは出来なかっただろうから、ナイスだな!


……と言うか、この子『ミリア』って名前なのか。

心のメモにメモっておくとしよう。


「どうして?……じゃないわよ。あなたはギルドの事になると、周りの事が見えなくなるから、新人君も困っていたから、私が声をかけたんだよ……」

「…………す、すっ、すいませんでしたーーーー!!!!!」





ミリア

挿絵(By みてみん)

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