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生まれたての
僕が想像するのは
僕が最初の我が子を
(その遺伝子の半分も見つかっていないのに)
生まれたてのその子を
初めて抱き上げる
その時だ
今にも壊れそうな
頼りない
それでいて
少し重く
とても熱く
奇跡のように
小さな身体を抱いて
僕は多分
心を震わさずにはいられない
でもそれは
多分一回じゃおさまらないんだ
安心しきって
腕の中に眠る姿でも
小さな手が
僕の指をつかむ
その時も
初めて何かを話した時にも
その二度目も三度目も
ひとしきり
泣いて笑って
大騒ぎして
誰かに笑われるんだ
そんな気がする
それからもう一つ
僕の親父も
多分同じように
少しはクールに
僕を抱き上げたであろうこと
その父親も
その父親も
なんだか不思議だ
そうやって
感動をつないでいくと
どこかにたどりつくということが
そんな特別な
感動が
実にありふれた
ものだってことも
僕が想像するのは
人の命だ
それは多分
幸せと
置き換えていいはずだ
―
久々の投稿。
最近色々とうまくいかないなぁ、なんて思ってます。




