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ことばで、いきる

第三の詩集です。



まぁこれまで通り、実に適当な感じでやっていきたいと思っています。


どうぞよろしく。




田中 遼



こうやって

生きていこうと決めたのは

僕の世界に

それ以外

「これ」という

確かな道がなかったからだ


しかし果たして

そんな命に

意味はあるのかな



空が綺麗だってことを

君が好きだなんてことを


誰かにうまく

伝えられたとして


それがなんだって言うんだ



歌も絵も

写真 音楽 彫刻も


ありとあらゆる「芸術」は

からみつく

言葉の海を超えたとき

僕らを

揺さぶる

何かに変わる



ことばで、いきる


果たして

僕は

どこかに届くのか


果たして

僕は

そう出来るのか



ことばで、いきる


僕が伝えたいのは

遺したいのは

ただのことばだったりする


人の心があるかぎり

ここにあるはずの


ことばで、いきる





絵が破られても、彫刻が砕かれても、写真が焼かれても、音楽が忘れられても、言葉を絶やすことは出来ないと信じています。


人の心がある限り、封じても閉じ込めても禁じても、決して消えはしないでしょう。


言葉を紡ぐことだけは。


言葉を遺すことだけは。


多分。



そんなことを思いながら、残ることのないであろうどうということのない言葉を綴っていくことにしましょう。




田中 遼

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