◆まえがき◆
深夜テンションです。
偉そうなタイトルの割に内容は軽い。
執筆に煮詰まった作者様へ向けた作品です。
小説を書いてるとPv率が下がるし、ブクマは剥がれる、感想はこないし、才能の差は如何ともし難い。そうすると書いている自作がまだ面白いのか心配になってくるのは人間の心理。
周囲から趣味だろって言われればそれまでだけれど、めげる心は仕方ない。筆を置いて今からでも他に持っている趣味に時間を全振りしようか悩んじゃう――。
そんな同志よ、今しばらく待って欲しい。産み出したキャラクターが可愛いのは作者なら誰だってそうだと思う。完結させずに捨てていくのも忍びない。分かる。むしろ自作の一番の読者は作者本人なのだと思う。
――そこで、ひとつ提案。
自分で書いてるキャラクターの顔、知れば書き続けられないだろうか? 少し前までなら、そんなことは書籍にでもなるか絵心がないと無理だったけど、現在は違う……と、最近になって気付いた作者です。
途中で連載を止めてしまうのは、キャラクターに文字の情報以外の命を感じないから。産みの親の前にすら顔を出さないとか、現実なら『何だお前は! この親不孝者が!』と詰ってしまうところだ。
しかし、この頃は滅茶苦茶に才能のある絵描きさんたちも、このなろうの海に漕ぎ出す私達のように新天地を目指している! ……と、最近になって気付いた。需要と供給って言葉はきちんと守られてさえいれば素晴らしい。
自分の創造力と時間を使って産み出した子供に会いたい! 趣味に疲れるという謎の苦労に囚われた作者は、そんな突発的で即物的な本能に従ってネットの海に出てみました。