【8】 驚かしてみる?
「悠樹~そろそろ起きないと、ミーに起こしてもらうよ~」
ん~、別にミレイに起こされたって......いや、だめだ。命にかかわるかもしれないッ
「おはようッ僕はもう起きてるよッ」
「チッ」
あれ?今、舌打ち聞こえたよね!?ほんとに、起きなかったら死んでいたのかも......いや死ぬまではいかないよね!だってミレイだもんっ
「もう少しユウキが寝ていれば......」
前言撤回!本気でやるきだったな......
「悠樹がいきなり気絶したから、自分の意識を破壊したのかなって思っちゃった。」
「プッ、ハハッハハハハ。うまいこというじゃないかユイ」
は、恥ずかしい......クッ神様めッ!呪ってやる......
「ち、違うんだよ.....あれは神様が......」
「そうだね!神様だもんね」
「あぁ、そうだなユウキ。神様だもんな」
アハハッと2人が、腹を押さえて笑う。クッ、何とかこの状況を脱しなければ!
そうだっ! 柚衣が、座っているイスを破壊しよう!フフフ......
柚衣の座っているイスに魔力...ってどうするんだッ!?糞ッとりあえず、水をイスにかけるように、念じてみる
《柚衣が座っているイスを破壊する》
イスは、軽く軋んだあと、粉々になった
成功したッ やったッ~
「キャッ、いった~なんでいきなり壊れるの!?」
「納得してくれた?」
「え!?悠樹がやったの!?」
「ユウキが言っていた事は本当だったのか!?」
とりあえず、イス直さないと。なんか、罪悪感感じるし......もう1度水をかけるよなイメージする
《イスが壊れた事実を破壊する》
巻き戻しをしたように、イスが元に戻っていく
「うぁっ!イスが元に戻っていく......」
「ありえん......例え破壊のスキルだとしても、何故元に戻せるんだ!?」
「事実を破壊したんだよ。フフフ...コレで信じてくれた?」
「事実も破壊できるんだ...信じるよ。でも、神様もいるっていうことになるんだね......」
「あぁ、正直夢であって欲しい自分がいる......」
「何それ!?反応悪いよッ」
「しょうがないじゃないか....こんなこと、絵本や御伽噺でしか聞いたことがないんだから......」
「そうだよねミー......」
うぁ、僕の存在は御伽噺の登場人物なみになっちゃてるの!?
「ユウキ...この力はあまり使うなよ...」
「解剖されちゃうかもね......聞かれたら、サイコキネシスって偽ってね」
解剖されるのはやだな。
「わかったよ。あ、そうだ。2人にアクセサリー作ってあげる」
「何!?何くれるの!?」
「そんなことまで、できるのか......」
柚衣には腕輪で、ミレイにはピアスにしよう。
《この場に僕が思うような腕輪とピアスがない事実を破壊する》
今度はうまく、手の上にだせた。柚衣のは、黄色のが基本でそこにいくつもの濃いオレンジの線が走っている。ミレイのは、髪に合うように少し薄めの水色に十字架が彫刻されている。
「ありがと~。すごく可愛い、大事にするねッ」
「ありがとな。綺麗なピアスじゃないか、大事にさせてもらうぜ」
「どういたしまして、壊れたりしたら、言ってね。直すから」
結構丈夫にできてるんだけどね。まぁ、念の為に。二人は嬉しそうに、着ける。
「うんっ。どう?似合っているかな?」
「オレもどうだ?似合っているか?」
「うんっ、似合っているよ」
思った通りに、いったな。
「あ、そうだ。悠樹~あとでギルドに行くから、一緒に行こう?」
「そうだな。ギルド登録したほうが何かと便利だろ」
ギルドかぁ......ワクワクするなぁ
「もちろんいくよっ」
「じゃぁ、昼ごはん食べたらいこうねっ」
「うん、わかったッ」
「じゃぁ、早く昼ごはん作るか」
「あ、手伝うよ」
「嬉しいけど、ユウキは料理できるのか?」
「あまり凝ったものはできないけど、手伝うぐらいなら余裕だよ」
「そうか、じゃぁ頼む」
「あぁ~私も手伝うよ」
「じゃぁ、作ろうか」
「「うん、作ろー」」
僕たちは、楽しく昼ごはんを作った