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強制的に非日常が日常に  作者: ranndebu
34/35

【33】 犬or狼?

「にゃっふ~、楽しかったにゃ。次こそは、あの流れを泳ぎきるにゃッ」

「ちょ、クロはん濡れたまま入ったらアカンて」

「クロ殿、体の水を乾かしてから....」

濡れまくりのクロ太と、タオルで体を拭いている喜々とウサ吉が帰って来た

「にゃ?ちょっと待ってにゃ」

クロ太の右目から勢い良くオレンジの炎が噴出し、炎が体を包む。

炎が止み、体中の水が乾ききったクロ太がいた。

「うぁ~、ほんまに便利やな。私も欲しいわ」

「タ、タオルいらずとは....」

ウサ吉はどうしたのか、椅子に座り考え込んでる。

「みんにゃはどこにゃ?」

クロ太が近づいてくる

「ご主人、何してるにゃ?」

おぉ、さすがクロ太。僕だと分かってくれた。

「あう....(戻れないんだ....)」

「にゃ~、結構戻るのは簡単にゃよ?」

「あうッ!?(えっ!?)」

「変身したときに潰したものを直すようにイメージするだけにゃ」

おぉッ! 早速試さないと....

潰した球体だったようなものを直すイメージをする

うまく成功したのか、体中に熱さを感じる。

2度目だからか、サウナに入ってるぐらいの熱さだった。

熱さが止み、視点が元に戻る。服もちゃんと着てた。

「うしッ。元に戻った~」

「よかったな、悠樹」

「うん」

「「(オレ)はもうちょっとあのままが良かった....」」

少し離れたところで小さな声でつぶやく2人

「何か言った?」

「う、うん。ウサ吉たちは何処かなって....」

「あ、あれだ。ユウキ顔を洗ってこいよ」

「早くいってにゃ。わっちはもうペコペコにゃ」

「OK、行こう恵太」

「おう」

タオルを能力で出して洗面所へ向かう

「はい、恵太の」

「サンキュー。でも、苦労してるんだな悠樹」

「いや、こんなことは初めてだよ。まさか、ミレイまでもあんなことをするとは....」

濡れた顔をタオルで拭きながら言う

「ハハッ。ほら、洗い終わったから代わってくれ」

「うん」

「っは~。気持ちいいな~、やっぱ」

「クロ太達が待ってるから行こうか」

「おう」

やっとご飯だ。

ご飯中に、獣鬼とヴャンパイアの説明をしてもらおう

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