強制的に非日常が日常に

【27】 相談?

「んー、どうしようか....家を増築するにも、時間がかかり過ぎるしな～」

そうミレイがつぶやく

えぇ、あれから小一時間、ドラゴンの事と恵太を連れてきた理由を話したら、住んでもいい事になったけど、部屋が空いてないし僕の部屋もそこまで広くないから、何処で寝てもらうかを悩んでいます。

「ねぇ、悠樹のスキルで、一点に対し空間的反発力場をねじ込ませ、広がった空間をスキルで固定させれないの？」

と、訳の分からない提案を柚衣からいただきました。

「空間湾曲か....」

「なんでわかるの？僕より阿保そうなのに....」

「阿保って....まぁ、俺物理とかそういうのが好きだからな」

あれ？僕と同い年だよね。ってか不良っぽいのに物理好きとか...

「まぁ、試してみろユウキ」

....了解

何か、失敗したら危ないとかで、皆外へ避難しました....

「はぁ....やるか」

よくわからないので、柚衣に書いてもらったことを頭の中で読む

《一点に対し空間的反発力場をねじ込ませ、広がった空間を固定する》

「ウッ......」

体の中身が胸から出てきたような感覚がする

左腕に痛みが走り、大きく膨張し始めた。

「な、何これ!?　ウッ、アァァァァァァ」

痛みが酷くなり僕は気絶した

『いらっしゃい』

眼を開けると、白い空間で某落語家の物まねをした神様が笑顔で居た

.......空間湾曲って奴、成功したかな～

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短文です、