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強制的に非日常が日常に  作者: ranndebu
26/35

【25】 今日って満月?

「ど、ども、小西恵太(こにしけいた)です」

「は、はぁ...鬼籐柚衣(きとうゆい)です」

「ちょっ、ねぇ悠樹!鬼籐さんも俺らと同じ出身?」

「違うよ、こっちの世界は何かと、日本の文化と同じような所があるんだよ」

「そうなのか....」

「ふふふ、ねぇ悠樹。こっちきて」

目が笑ってないよ?

「何でいきなり、家に連れてきたの?」

「えーっとね、実は恵「ご飯できたぞー。ユイ、ユウキ帰ってきてるんだろ?手ぇ、洗わせて連れてきてな」ご飯の後にするよ、恵太のことも、ドラゴンのことも」

「はぁ、わかったよ。ねぇ、恵太君」

「は、はいッ」

そんな畏まらなくても......

「ご飯食べるよね?」

「あ、レストランで僕がおごったから食べないよー」

「恵太君に聞いたんだけどね。クロちゃんは?」

「果物以外喰えないにゃ~」

「果物、あったっけなぁ~」

「ユイ様~、早くいらしてください~」

「あ、うん。悠樹を手洗いにつれてったらすぐ行くね、ウサ吉」

「じゃ、いこか?」

「うん」





「「「「「ご馳走様でした」」」」」

「汗かいたから、お風呂に入ってくるね」

「いってらっしゃい~」

うん、美味でございます。こっちで和食が食えるとは....

そうだ、ミレイにドラゴンのお肉渡しておこう

「ねぇ、ミレイ。今日のドラゴンのお肉あるんだけど、何処に置けばいいかな?」

「お、ドラゴンの肉か....キッチンの横にある冷蔵庫に入れてくれ」

「ご馳走ですわ~、はよぅ喰いたいわ~」

「明日の夕飯に、ドラゴン肉のステーキにするから、楽しみにな喜々」

「まちどぉしぃわ~」

うっとりした顔で、言う

てか、この冷蔵庫じゃ入らない......

「大きさ的に入らないんだけど.....」

「大丈夫だ。ギルさんの冷蔵庫だからな」

「ギルさん?」

「ユウキの持ってるその皮袋を作った人だよ」

「じゃ、この皮袋みたいに容量無限?」

「そういう訳じゃないさ。この冷蔵庫は、空気中の魔力を吸収して、冷やしたり容量を大きくしているから、だいだいこの13畳のリビングぐらい入るかな?」

十分すぎ......

「使い方も、袋と大差ないから」

「了解」

うぉ、本当に入った......

「それじゃ、聞かせてもらうぞドラゴンのこと、あと4時間もすれば吸血鬼なると思われるあの人間を」

へ、吸血鬼!?

「きゅ、吸血鬼って!?」

「満月の夜、深夜ぐらいに変化しだすんだよ」

「け、恵太が!?」

「あぁ、もう体中に吸血鬼の血が行き渡ってるだろうからな」

「とりあえず、恵太とクロを呼んで来い」

「う、うん」

でも、吸血鬼だから僕より上位?

てか、ドラゴン倒してからウズウズする......

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