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強制的に非日常が日常に  作者: ranndebu
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【11】 練習?

ふぁ~、おはようございます......熟睡してました。今、朝の6時半です。ミレイも柚衣も起きていないようです。変身できるようにはなったんですけど、変身するのに10秒ほどかかってしまいます。そこで、今日は、変身にかかる時間を減らすために訓練をしたいと思います。戦闘時にこの能力使えたら便利だと思うんですよ。とりあえず、何回も何回も変身したらどうにかなると思うんで。ここじゃ狭いから、前にミレイに教えてもらった場所に行こう。起こさないように、ゆっくりと歩いて家から出る。

誰も起こさずに、目的地に着いた。先に今日の着替えだしておこう。

《僕が思う服がこの場にない事実を破壊する》

今日出したのは、ピンクのカーディガンと、水色のYシャツ、薄茶色のチノです。

着替えも出したことだし、能力の練習をしよう。

「んー何に変身しようかな?」

ちょっと、試したいことあるから、それを先にしよう。

背中に翼が生えることをイメージする。肩甲骨が引っ張られる感覚が10秒ほど続き、灰色の翼が生えた。

おッ!成功した~。よし飛ぼうッ......翼ってどうやって動かすの?そもそも、この翼で飛べるの?......

困ったときは、破壊の出番だ!

《僕が翼を使って飛ぶ知識がない事実を破壊する》

これで、できるかな?軽く助走をつけて、跳んでみる。翼が音を立て、一瞬飛んだと思えば、ゆっくりと落ちていく。翼の使い方はどうにかなったけど、体が重いせいで、飛ばない......きっと風を身にまとったら、できるんだろうと思うけど、魔力を流すことはできても、風を起こすことはできないしな~あ、体に魔力流しながら風のイメージしたらできるかも?

水の膜をイメージする。そこに風が足元から頭に向けて風が吹くイメージを付け足す。そよ風が、足元から吹いてきた。成功したけどね......風力がね......水の膜を厚くするようにイメージを付け足してみる。するといきなり暴風へと変わった。コレならいけるだろう。

もう一度助走をつけて、跳んだ。20mまで上がり、そこで滞空する。

「お~い、悠樹どこ~」

柚衣?ご飯かな~柚衣の所に行こう。柚衣のもとへ急降下する。

はぁ!?なんで雷を放ってくるの!?とりあえず回避しなきゃ!

《僕が地上にいない事実を破壊する》

ギリギリのところで回避できた.....一応、翼を戻しておこう。

「ねぇ、柚衣なんで雷を放ってきたの......」

「へ?だってハーピィが襲ってくるから、迎撃しただけだよ」

「ハーピィに見えたんだ......」

「え?」

「いや、あれ僕だよ......」

「......!?だ、大丈夫!?」

「すんでのところでかわしたから大丈夫だよ」

「よかったぁ。いやね、ミーも起きたから、昨日採ってきた余りの高純度のマナ結晶で、使い魔と契約しようと思って。ちゃんと、悠樹の分もあるよ。」

「使い魔なんているの?」

「そうだよ~。魔法陣書く時にマナ結晶使うんだけど、高いから諦めていたんだ。でも、昨日多めに採ってきたのあるから、契約しようと思って。じゃぁ家に戻ろうか悠樹?」

「うん。早く帰ろう」

楽しみだ。どんなのが出てくるんだろう?

僕は、急いで帰った。


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