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強制的に非日常が日常に  作者: ranndebu
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はじまり

作者素人です 

血みどろの男が僕を襲ってくる。怖い、逃げなきゃ、逃げなきゃッ

なんでなんで走っているのに、一歩も進まないの?

ダメだ捕まるッ 喰われるッ 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ


「嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁ―――――――ッ! ってあれ?」

「五月蝿いわよッ悠樹!あんた何時だと思ってんのよ、朝の5時よッ5時ッ高1なのに、わからないの!?」

「うッ ご、ごめんよ母さん.....」

「ったく~ 次叫んだら、今月の小遣い0よッ」

「はい.....」

隣の部屋で寝ている母さんが怒鳴る

なんだあの夢は?糞ッ 思い出してしまう。 走ったら忘れるだろうか?走ろう、こんなの一刻もすぐに忘れたい。

僕はベットから降り、1階の洗面所で汗でベタついた顔を洗う。ついでに寝癖を直す。

あぁ あんな夢よりこの癖毛がストレートになって、この160cmしかない身長が180越えになる夢を見たかった.....

シンプルな半袖の白のTシャツと、黒のジャージのズボンに着替える。

そして、走るために外に出た。早朝だから、夏なのに涼しい。

僕は家から少し離れた公園まで走ることにした。





「ハァハァハァ 疲れたぁ~」

走ったおかげか、忘れることはできなかったけど、ずいぶんマシになった。あぁのどが渇いたな。えっと確かこの公園の前の道の先に自動販売機があったな。

スポーツドリンクを買いにいこう。公園を出て、曲がり角を曲がろうとした所で、僕はこけた。

「うッ、痛っ」

うぁ~こけちゃったよ。痛い.....何か踏んでこけた気がする なんだろ?

後ろを振り返ると、ちぎれた女性の足だった。

「うぁぁぁぁぁぁッ~」

なんで 何で ナンデ

『ウォォォォォ』

いきなり、夢で見た血みどろの男が現れた

怖い、恐いこわいコワイコワイコワイ逃げきゃ、逃げなきゃッ

僕はその場から逃げようとしたが、遅かった。

男は僕の腕を掴み、僕の腕を噛みついた。

「うッ あぁぁぁぁぁぁー」

嘘だッ嘘だッ なんで正夢になるの?

頭がぼんやりとしてきて、僕は気を失った。




「対象を発見とっ、あれ.....男の子を襲ってんじゃん!?助けなきゃっ」

少女はビー玉のようなものを取り出し、親指サイズの凹んだところに指を押し当てた。

すると、ビー玉のようなものが淡い光を放ち、柄も刃も黒で塗りつぶされたようなナイフが現れ、少女はそれを投げた。ナイフは男の頭を捕らえ突き刺さり、男は倒れた。少女は悠樹の元へと駆け寄った。

「うぁ 腕噛まれてるじゃん。規則で連れて行かないとな~」

ため息をこぼし、悠樹を背負いその場から消えた。








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