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4章「運命は木が決めているわ」

説明臭いのはここで終わりです

途中に

ちょっとお遊び的な物をいれてますがww

   4章「運命は木が決めているわ」

 信司は戦いで疲れた体を癒すために、すぐ言えに戻りお風呂に入って寝てしまった。

彩音は部屋で一人携帯をぼんやりと眺めている…






 ―――翌日・学校にて―――

 「水谷!」

 「あぁ、ロリコンじゃないか。おはよう」

 「その呼び方はやめろと言ったはずだ!」

 「信司君、この人ロリコンなの?」

 「そうだよー、だからあまり近づかない方がいい」

 「水谷! てめぇっ冗談なのか本気なのかわかんねぇよっ」

 「わりぃわりぃ、まぁ彩音はロリコンうけしなさそうだから大丈夫だな」




学校の教室で大声で喋ってるのは通称ロリコンの信司の数少ない友達だ。

彩音は、このカオスなトークを呆れずに聞いて、クスクスと笑っている。

 「そう言えば水谷」

 「なんだ?」

 「やけに中野さんと仲いいじゃないかっ

名前で呼び合ったりしてっ! 転入生だぞ!」




 「いやぁ、知り合いだったからさ…な?」

 「うんっ、そうだよー知り合いだから転入してきた次の日でも仲がいいんだよ」

ロリコンは信司と彩音を見比べる。

そして一言





 「お前らぁっ! やけにお似合いじゃねーか!」

 「はぃ?」

信司と彩音は首をかしげる。

彩音はその言葉の意味を察したのか、少し顔を赤らめる。

 「お似合いって? どこが?」

 「そんなのも気づいてないのか! この幸せ者めっ!」





 ―――チャイムがなり、授業時間。―――

 信司達は授業をさぼって屋上に来ていた。

信司にとっては授業をさぼるなど日常茶飯事。

彩音は、別に授業受けなくてもいい。

と言って、ついてきた。




 「たく、ロリコンの話しはいつもよくわからないんだよね」

 「そうなんだぁー」

 「あ、隅田だ…お~いっ! 隅田ぁっ」





信司は隅田と呼ばれる女子に手を振る。

そして、隅田もそれに気付いたのか手を振り返しこちらにやってくる。

 「水谷君じゃない。どしたの?」

 「そっちこそ、授業中に屋上なんて来てどしたんだ?」

 「別にいいじゃない。それに、水谷君だって授業中に屋上でさぼってるんでしょ?」

隅田は屋上のフェンスから下を見下ろし、深いため息を一つ。 





 「そうだな…ははは」

 「信司君、この人は?」

 「あぁ、僕の数少ない友達の 隅田 涼子さんだよ」

 「へぇ~ 友達かぁー」

 「水谷君、その女の子は? 例の転入生?」

 「あぁ、そうだよ。 中野 彩音っていうんだ。よろしくね、こいつとはちょっと腐れ縁があってさ…」

 「わざわざ説明ありがと…彩音ちゃん、よろしくね」





彩音は隅田に向かってぺこりと頭を下げる。

 「よろしく」

隅田は再びため息をつくと、階段を下りどこかへ行ってしまった。

 「あぁ、そういえば…まだ信司君に説明してないことあったわね」

 「ん?」

 「天使のもう一つの仕事についてだよ」




彩音は、屋上に座って信司の方を向いた。信司も座り、話を聞く姿勢をとる。

 「天使っていうのはね、人間世界での命のバランスも取っているの。」




 「命のバランス?」

 「そう…自殺志願者とか、いるでしょ?」

 「ニュースでよく聞くけれど、実際は見たことない。」

 「その自殺志願者が自殺をするとする。そうすると、まだまだ生きるはずだった人が死ぬことになる。そうすればほんのわずかだけれど世界のバランスが崩れるの。」

 「でも、生きるはずだった人が死ぬことなんて事故もあるだろ?」

 「事故の場合は、定められた死よ。」




信司はびくっと体を震わせた。事故が定められた死? じゃぁ…

 「それはどういうこと?」

 「事故っていうのはね、運命で定められているの。ちなみに運命を決めるのは神様じゃないよ。神様は全ての人の運命を知っているけれど…」

 「誰が運命を決めるんだ?」

 「それはね、セフィロトの木という六道全世界を支えている木よ。」

 「は…?」




木に運命を決められる? なんだそれ

と信司は思った。思っただけでなく、口に出していたことを信司は気付かなかった。





 「あらゆる宗教であるとされている物よ。

世界樹と言うのかな…それが全ての命をコントロールしているの。死ぬタイミングも全て」

信司はもうわけがわからないという様子で彩音を見ている。彩音はそんな信司に構わず話を続ける。





 「で、自殺という行為はその運命をひん曲げることなの。だから、天使はそれを阻止しなければならない。わかった?」

 「んー、わかった。」

信司は、本当は分かっていなかった。というより分かりたくなかった。でも、ややこしくするのは嫌なので、うなずいた。

 「物分かりがいいね」

 「あ、そろそろ放課後だぞ。帰るか」





 信司は時計を指差し、立ちあがる。

彩音はうなずき、信司の横に並んで歩き始める。

信司は、家に帰ってきて携帯を見てみると、神様からメールがあった。

内容はこうだ。




 「信司君の周りに自殺志願者がいるから、見つけ出して説得するなりなんなりしてー」

という内容の割に合わず軽めの口調。

 「信司君の周りに…?」

 「いないと思うけど…探してみるか。明日から」








 天使の仕事

其の1.魔魂討伐!(たまに現れる)

其の2.自殺志願者説得!(こっちの方が仕事の率は低い)



 天使の心得

其の1.能力は必要な時にだけ使うこと

其の2.レジスタンスに加入した人は指名手配とせよ

其の3.神様の命令には背くな




 天使とは

天使とは、この世の秩序を守るギルド。

神様をトップとし、天使一人一人には称号が与えられる。

レジスタンスというものがあり、これは神に仇成す集団である。











 ―――イタリア・とある協会にて――― 

 「炎舞の天使がやられたそうじゃないか。」

 「はっ」

 「あの新米天使…利用する価値はあるかもしれぬ…」

 「利用…ですか?」

 「左様だ…よし、皆に次ぐ! 彼の新米天使を見つけ出せ!」

 ―――はい!―――


お遊び、わかりました?

天使の仕事

天使の心得

天使とはです


いやぁ、バカとテストと償還獣を友達から借りて

途中にお遊び的なのがあったんで

一回くらい入れようかなとww←

そうそう、やっと物語は動き始めますよ


ウーノに比べたら早いですねw




では、感想は

音時雨の更新お知らせページへ


http://playlog.jp/gzza/blog/

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