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第3章〔自分の意思の方向〕

美羽が抜けて1日目、ガリンが進む道はザンか美羽か・・・

そして悩むガリンに声をかける人物

翌日

ガリンは迷っていた。

美羽についていくのかザンについていくのか・・・

それでも時は止まってくれない・・・

美羽の約束の日まで@2日・・・

適当に町で座り込んで悩んでると声をかけてくる人がいた。

絶「ちょっと、隣いいかな?」

珍しい座るだけなのに許可をもらうなんて・・・

ガリン「別に良いですよ」

絶「じゃ遠慮なく」

話しかけてきた絶というPCはいかにも初心者って感じだった。

絶「ここはね。俺のとっておきの場所なんでいつもここに座っているよ」

ガリン「そうですか、邪魔してますね。自分はどこでもいいので他行きます」

絶「いや、話相手いると楽しいから、そちらの迷惑じゃなかったらいてよ」

ガリン「じゃ遠慮なく・・・」

絶「ところで」

ガリン「ん?」

絶「何を悩んでるんだい?」

ガリン「そう思えます?」

ここはゲームの世界自分の表情は出ないはずだが・・・

絶「ん~、なんていうかみんなは狩りっていうのに君は暗いからね」

絶「悩みがあるなら相談してよ」

ガリンは今の状況を絶っという初心者に見える人に話した。

絶「苦しい状況だね」

ガリン「はぃ」

絶「君はどっちについても争いをすることになる」

ガリン「解ってます・・・」

絶「じゃ、俺が君に戦い方を教えてあげようか?」

ガリン「!?」

絶「どちらにいっても争いになるんだったら強くないと守りたい者を守れはしない」

ガリン「・・・」

絶「別にかまわないよ俺の言うことを聞く聞かないは君の勝手だ」

この人は何を考えてるんだ・・・。だが立ち止まっているだけじゃ進まないこの人の教えを受けてみても良いかも知れない・・・

そしてその時

ザン『なぁガリン、頼みがあるんだがいいか?』

ザンの頼みごとが始まった・・・。

ガリンは悩んだ。ザンの頼みごとをやると多分1日が終わってしまうが絶の話も悪いものじゃない・・・

絶「ガリン君、君は君が信じたい道に行けばいい。もしも、その道がないというなら自分で道を作り通っていけけばいい」

ガリン『すいません、用事あるんで今日は無理そうです^^;』

ガリン「はっきり言ってレベル上げは他の人にやってもらって戦い方なんて知りません。だから、教えてください戦い方を」

絶「いい答えだ」


そして俺は絶に連れて行ってもらい自分より強いレベルの狩場に来た・・・


絶<ここからは囁きで話す>ガリン

ガリン<はぃ>絶

絶<とりあえずここのボスクラスの敵と戦って倒してみろ>ガリン

ガリン<そんな!無茶だ。ボスクラスって言ったら同じレベルでも勝てる可能性は低いのに高レベルの場所で倒せるはずがない>絶

絶<それは戦い方しだいだ>ガリン

そして絶が武器や防具を貸してくれた。

絶<今のお前がギリギリ使える武器と防具だ好きに使ってくれてかまわない>ガリン

そして狩場で敵を探すと目的の敵は見つかった


レベル50 キングスライム

液体が固まった物体だった


絶<これを今のお前が倒せるようになったら戦い方は身につく>ガリン

うそだろ今の俺は45レベルだ5レベルの差がある敵だ

そんな考えをしてるスキに敵は迫ってくる

液体を1本の触手のように伸ばし俺に攻撃してくる

この液体も敵の一部だからこれを切ればダメージを当てれる・・・

そう、考えた俺は実行する

さっき、借りた片手剣と盾を装備して触手を迎え撃つ

武器が強いのか一発で切れた。そしてキングスライムを目指して走りだす

絶<戦場で油断するってことは死ぬってことだぞ>ガリン

絶がそんなこといったときには俺の後ろに新たな敵が・・・

レベル50 スライムJジュニアがいた・・・

そして反応できずにスライムJの攻撃は直撃する。

ガリン<なぜだ、敵はキングスライムだけのはずなのに・・・>絶

体制を整えてチャットをする

絶<甘いんだよ。スライムの生命の1部である液体をきったって事はきられた部分にも生命があって、奴は攻撃すればするほど敵が増える。変わりにボス級にしては1体の能力は低い。だから全体攻撃で出てきたモンスターも一緒に倒すのが一番だ>ガリン

説明を受けるがガリンにはまだ全体攻撃スキル(技)はない

絶<最後のアドバイスとして現状を考えて今一番やるべきことを考えて実行しろ>ガリン

絶のアドバイスといえるのかわからない言葉を聴きながら現状を見てみる

手元にある武器は片手剣、盾、大剣、槍そして短刀が2本すべて借りているものだ。

っと、いっても使ったことある武器は片手剣だけだ・・・。

回復アイテムは50個、なくなること前提で突っ込んで回復しながら戦ってギリギリ、キングスライムだけは倒せるような数だった。

キングを倒しえてもJが襲ってくる・・・。

そんなことを考えてる間にもキングとJは近づいて攻撃をしにくる。

とりあえず、逃げながら考えなければと思って移動しようとする。

!、足が動かない・・・

よく、見てみるとキングスライムの触手が地面から俺の足に絡み付いてる。

このとき絶がいった[戦場で油断するってことは死ぬってことだぞ]って言葉が頭に出てきた・・・。

そしてキングスライムとスライムJによって俺は殺され町に戻された・・・。


絶<君の今の実力は損なもんだ。また挑戦するなら言ってくれどうせ俺は暇だからな>ガリン

ガリン<あなたは何者なんですか?>絶

絶<ただの絶って名前のプレイヤーだ。ただ君と違うところはレベルが230って事だけだよ>ガリン

このゲームにおいてレベルの上限は250レベルだったその限界に近い人が目の前にいたのだった・・・。

ガリン<借りた武具を返しますね・・・>絶

そんな強い人がいたことに驚きながら武具を返すことを思い出した。

絶<別に持っといて良いよ。俺にはいらない物だから>ガリン

ガリン<いいんですか?>絶

絶<別に良いから、後自分のスタイルに合った武器を取ることをお勧めする。君は自分で使いたくて片手剣と盾を持ってるようには見えないからね>ガリン

はっきりいって驚いた。片手剣と盾の武器はザンにお勧めされたから使ってるだけで自分から使いたいと思って使ってるわけじゃなかった。

絶<自分の理想のとおりに行けよ。ガリン、ここは仮想世界自分の思いをそのままにしなければならない場所出なければ楽しくない>ガリン

そう言い残して絶はログアウトした。

第3章〔自分の意思の方向〕完

更新だいぶ遅れました。

戦闘状況を考えると難しいです(簡単に書いてるくせにね・・・)

キングスライムとの決戦はまた今度にします。

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