第14章[決着の先に!]
絶とクロウ。ゲームをやり始めたときからの友達、昔の決闘の決着を今つける。
俺はここでクロウと戦い勝つ。
それが俺のやるべきこと。
昨日、[神の判断]のサブマスターからささやきが来た。
黒猫<すいません>絶
絶<何ですか?>黒猫
黒猫<あなたは、闇ギルドを潰す[神滅]のメンバーですか?>絶
なんで、俺のことを・・・
絶<そうですよ>黒猫
黒猫<お願いがあります>絶
お願い?。いきなり何言ってんだこの人。
黒猫<彼を、私のギルドのマスターを止めてください>絶
絶<はぁ?。何言ってんですかあんたは、止めるんだったら自分で止めりゃいいでしょ>黒猫
黒猫<私じゃ止めれないんです。だから、お願いします>絶
絶<とりあえず、どこのギルドの誰を止めるんだ?>黒猫
黒猫<ギルドは[神の判断]名前はザン。あなたたちが潰そうと思ってるギルドでしょ?>絶
驚いた。こっちの情報が向こうにだいぶ知られている。
絶<なんでだ?なんで俺たちに頼む?>黒猫
黒猫<私じゃ何もできないから、あの人を止めることはできないから>絶
絶<・・・>黒猫
黒猫<だから、お願いです。[神の判断]を潰してください・・・>絶
絶<解った。明日、ギルドでの対戦をする。それに負けたらあんたらのギルドは解散、俺たちが負けたらあんたらのことを忘れる。その条件で戦ってもらう。いいな?>黒猫
黒猫<ありがとう>絶
だから、俺は負けられない。
刀を抜刀する。それをナイフで受け止める。
クロウはもう片方の手で拳銃を撃つ。
バックステップしてそれを回避する。
後ろに飛びながら、刀を鞘に収める。
スキル:抜刀-絶
風の刃がクロウに襲い掛かる。
ナイフを振り、風の刃を止める。
絶「やるね~。やっぱ一筋縄じゃ無理か」
クロウ「お前は絶以外できないから攻撃パターンがよめるんだよ」
絶「そうか、それでも勝つ」
クロウ「敗北するのはお前だ。絶」
ぶつかり合う。絶とクロウ。
回復アイテムをだいぶ使った。
絶「そろそろ、決着つけようか?」
クロウ「お互いに。回復アイテムがそこをつくころだからな」
絶「あぁ、そうだな」
そういってスキルを放つ
スキル:抜刀-絶
スキル:風界
ナイフを地面に突き刺して風の壁がうまれる。
絶の攻撃は消えた。
そして、そのままクロウがいる場所まで走り刀で切る。
刀の攻撃を拳銃の銃口で受け止める。
絶「おぃおぃ、マジかよ」
クロウ「これが、現実だ」
銃口に刀が当たっているまま、銃弾を放つ。
刀が宙にまう。
クロウ「チェックメイトかな?」
俺の首にナイフが当たっている。
絶「・・・」
俺の後ろの方に刀が落ちた。
クロウ「終わりだ!。絶」
ナイフが俺の首を切るより早く。後ろに飛ぶ。
クロウ「早い!?」
絶「油断大敵。決着はすぐにつけるべきなんだよ」
刀を取り抜刀の体勢になり。
スキル:抜刀-絶
クロウ「それは通用しない!」
スキル:風界
風の壁がクロウを守る。
守ってる間に拳銃で絶を狙う。
絶「なら、絶の上を見せてやるよ」
スキル:抜刀-絶牙
刀を振ると風が獣の形をしてクロウに襲い掛かる。
クロウ「なんだこれは?」
絶「絶を極めた者しか使えないスキルの1つだ」
クロウ「しかし、風の壁を越えれはしない」
獣が壁に当たる。
暴風になって壁を相殺する。
クロウ「馬鹿な!?」
絶「これで壁はなくなった!」
クロウ「しかし、風くらい斬れば良い」
絶「なら、斬ってみるがいい」
スキル:抜刀-絶連
抜刀を一回行うだけで風の刃が何個も現れる。
クロウ「な・・・」
刀から現れた、無数の風の刃に驚く。
クロウ「防ぎきれない。なら!」
スキル:投剣
クロウはナイフを投げた。
クロウ「刺し違えてでも!」
ナイフが俺の胸に刺さる。
風の刃がクロウを切り刻む。
お互いのHPが0になる。
絶「さすがだわ、お前」
クロウ「ぎりぎりだ。絶、お前はやっぱ強い」
絶「まぁ、また決着がつかなかったな」
クロウ「どっちも負けない。それが決着じゃないか?」
絶「面白い答えだ」
笑いながら二人は消えた。
絶が消えた!?。あいつは負けたのか。
絶、あんたの思いは俺が受け継ぐぞ。
絶とクロウの決着は相打ちに終わった。
残るメンバーは
神滅
ガリン、美羽、小坂
神の判断
ザン、黒猫