第13章[戦場の悪魔!?]
敵の目の前に現れて自分の位置を知らせるガリン。
これより、神殺しが始まる!?
敵の目の前のビルの屋上で俺は叫ぶ
ガリン「俺はここにいるぞ!」
自分の位置を敵全員に知らせる。
ガリン「さぁ、金の亡者ども!俺を討ち取って金をもらうチャンスだぞ!」
俺は雇われた奴に俺を殺すチャンスを与えたのだ。
ザン「馬鹿が!。あいつから殺すぞ!」
ザンが叫ぶ。
そして、銃撃が始まった。
俺に当たる銃弾はすべて命中判定でミスになる。
雇われ人「くそ、なんであたらないんだ!?」
一人がつぶやく
ガリン「超回避装備にした。めったに当たらない。ひとついいか?」
攻撃を受けながら(命中判定でミスにはなってる)聞いた。
雇われ人「遺言か?」
一人が聞いた。
ガリン「遠距離攻撃の皆さんは戦えるだろうが、近距離攻撃の皆さんはそれでいいのかな?どうせ俺たちのギルドメンバーを殺せば金がはいるんだろ?。遠距離攻撃の奴に金をあげていいのか!?。情けないな!、ただ金をもらうために集まったんだろ?だったら、仲間でもなんでもねぇ!。ただの敵だ!」
ギルド[神の判断]の動きが止まった。
ガリン「どうせ、金がもらえるから集まったんだろ?。金は多いほうがいい、もらえるほうがいい!。だったら、ライバルである奴を消せば自分に金が入るんじゃないのか!?」
俺が叫ぶと[神の判断]は動いた。
そう、仲間割れだ!
近距離攻撃の奴は遠距離攻撃をする仲間を殺し始めたのだ。
ザンが叫ぶ
ザン「やめろ!馬鹿ども!。罠だ!」
しかし、とまらない
ガリン「ほらほら!。俺はここにいるぞ、さっさと敵を殺して上ってこないと他の敵が殺しにくるぞ!」
俺があせらせる。近距離攻撃しかできない者は遠距離攻撃ができる奴をある程度、殺してビルに入っていった。
ビルの前には遠距離武器を持っていた者の屍|(一定時間しないと消えない)とザン、黒猫、クロウの3人が残っていた。
やっぱり、あのメンバーは入ってきてないか。
そう思いながら後ろから雇われた人が来るのがわかった。
雇われ人「神滅のギルドマスター、ガリン!その首もらった!」
そんなことをいいながら大勢の人が大斧や剣を持ってる。
ガリン「あーあ、罠の中に飛び込んできちゃった」
そういって俺はビルから飛び降りる。
その瞬間。
ズドン!
バーン!
巨大な爆発がおこった。
そして俺はその爆風で隣のビルまで届いた。
そう、5分間の間にビルに地雷を仕掛けまくったのだ。
地雷の起爆条件はダメージを受けるか誰かが踏むかなのである。
1つが爆発すれば、ビルにしかけたそこらじゅうの地雷が一斉に爆発するのだ。
ガリン「これが、俺の戦い方だ!。ザン!」
ザンを挑発する。
ザンが雇ったメンバーは全滅した。
ザン「悪魔め!」
ザンが叫んだ。
ガリン「あぁ、俺は悪魔だ!。神滅の悪魔、いい響きじゃないか?」
俺は開き直った。元より闇を道を走る覚悟。
ガリン「さぁ、これからが神殺しの本番だ!」
200レベルを超えるクロウと150レベル代が2人。
ここからが[神滅]VS[神の判断]の戦いなのだ。
ガリン「さぁ、楽しませてくださいよ。ザン」
ザン「上等だ。お前は俺が倒す」
ザンは挑発にのる。
黒猫「ガリン君、君がこんなことするなんてね」
黒猫も言った。
クロウ「ガリン、すばらしい戦術だよ。まさに、戦場の悪魔っと言ったとこかな」
クロウが言う。
クロウ「でもね、1つの戦術を終わったあとも考えないと完璧じゃないよ」
クロウが俺のいるビルの中に入る。
ガリン『絶さん、舞台はできた。後はよろしく』
すばやく、ギルドチャットに切り替えて話す。
この争いが始まるまえに絶とささやきをやっていたのだ。
絶<ちょっといいか?>ガリン
ガリン<めずらしいね、絶さんからささやきは>絶
絶<今回のギルドの対戦のことだ>ガリン
ガリン<それなら完璧だよ。戦術も完成してるし>絶
絶<そっち、じゃない。クロウについてだ。俺とあいつが対戦する。そんなシナリオにできないか?>ガリン
戦う理由はともあれ、可能か考える。
ガリン<はじめの作戦で死んでいなければOKだ>絶
絶<それでもいい、俺とあいつがあたるようにしてくれ>ガリン
ガリン<・・・>絶
絶<理由が必要か?>ガリン
ガリン<お前はやっぱ英雄だな>絶
絶<え?>ガリン
ガリン<解った。できるだけそうなるようにやってみる。>絶
絶<すまない・・・>ガリン
絶さん、負けるなよ・・・。
絶はビルの中でクロウを待っていた。
クロウ「やっぱり、ここにいたのか」
クロウが階段を上がってきた。
絶「まるで、いて当然っていう風な言い方だな」
クロウ「あぁ、解っていた。爆弾の爆風で飛ぶなんて作戦で初めから考えていたら、ガリンは戦場の悪魔でもなんでもない。ただの一般人だからな」
絶「思いは同じか」
クロウ「あぁ、半年前、俺とお前の決闘は美羽によって中断した。それから、決闘するチャンスがなかった」
絶「あの時の決着を今こそつけよう」
絶は刀を取り出して抜刀体勢になる。
クロウは小さなナイフと拳銃を持つ。
絶「変わらないな、小回りの利くナイフと拳銃で遠距離も近距離も得意とする」
クロウ「絶、お前は変わらないといけないのに変わっていなさすぎだ。お前の得意とする攻撃スキル、抜刀-絶」
絶「あぁ、そうだ。抜刀-絶。それを極めた」
クロウ「逆に言うとそれ以外の攻撃スキルはないんだろ?」
絶「さぁな?」
クロウ「お前のことは解っている。自分の名前のスキルを大事にしてるのはわかる」
絶「さて、そろそろ、決着をつける時かな?」
クロウ「あぁ、終わらせよう。半年の決闘を」
そして、二人が動く
大量のメンバーをなくした神の判断。
その中で昔の決着をつける絶。
次回
絶VSクロウ